”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

リオ・ブラボーからエル・ドラドへの道のり

考察”リオ・ブラボー”(”Rio Bravo”)と”エル・ドラド(”El Dorado”)、、両方ともジョン・ウェインが主役を演じる西部劇で監督はハワード・ホークスだ。昨日もう何回目かになる”リオ・ブラボー”を見ていて妙にアタマがこんがらがった、それは双方にかなり多…

印象的な登場シーン ①

映画の評価は別にして主人公やそれに近い立場のキャラクターが初めてスクリーンに登場するシーンってのは何時の時代でもわくわくさせる。その登場場面での印象がその映画を左右させる時もあるし何度も何度もテイクを重ねたにも関らずボツだったり予想外に一…

”4デイズ”(10年)

この軍事施設を舞台にした映画は原題を”Unthinkable”と言う、その昔、デビー・レイノルズ主演の映画に”Unsinkable Molly Brown”と言う映画があったが両方ともカタカナ化にすると”アンシンカブル”だ。しかし意味は”考えられない”のと”沈まない”って事なので流…

”街の灯”(31年)

BSNHKじゃこんな映画も放映してくれる、、こりゃもう油断も隙もあったもんじゃない、何せ前日は”南極物語”を放映していたと言うのに、。 この映画はサイレントと言っても言わずと知れたチャップリンの名作で原題はそのまま”City Lights”、当時40歳を…

夏目雅子

久し振りに見た”南極物語”、すっかりタロとジロに目が行っていたが夏目雅子が出ていたんだ、。それも同年、”時代屋の女房”で共演する渡瀬恒彦の婚約者として。 17歳の時に見た”ひまわり”のソフィア・ローレンに憧れて女優の道を歩む事になったらしいが僅か…

”ねことじいちゃん”(19年)

動物写真家の岩合光昭が監督も兼ねて撮った映画、どうも原作はコミック本らしいのだがそれは忘れて実写映像だけを追ってみた。背景は三河湾(?)に接する何処かの小島、猫がそこいら中に思い思いに生活している。以前、見たような風景もあるのでこれは岩合…

銀幕の美女たち 

以下はリバイバル記事だが投稿日を見たら2008年10月になっていた。って事はもう13年も昔で確かYahooへ投稿し始めた頃だった。それが2021年になってもその顔ぶれに変化がない。 以前お歴々が選んだ“世界の美女”に対抗して選考されていないマ…

”ソールズベリ毒殺未遂事件”(20年)

これは実際にイギリスのソールズベリで起きた事件をかなり事実に近い形でTVドラマ化している。2018年に起きた事件なのでワタシの老いた頭にもかなり鮮明に残っているのだ。事の発端は元ロシアのスパイが街中の公園で娘さんと二人、謎の物質に感染して…

”地上最大の脱出作戦”(66年)

この映画の原題はナンと”What Did You Do In The War, Daddy ?”と言って”父ちゃん、戦争で何して来たの?”って事なんだがそれにこんな邦題が、、。コイツは間違いなく1962年に公開された戦争巨編、”史上最大の作戦”の向こう側を狙った邦題だ。 監督はブ…

午前0時6分前、、(20年)原題

原題は”Six Minutes To Midnight”(20年)第二次大戦直前のお話しなので邦題は”午前0時6分前”って事じゃなかろうか?イギリス映画だがアメリカでは昨年5月に公開予定だったのがコロナのせいで延期になり結局9月に公開、でも当時の状況じゃ集客も覚束な…

”真犯人”(18年)

これはタイトルにやられた、、結局録画して全5話を一気に二日で見てしまった。何の事はないWOWOWOが制作した立派な邦題である。うん、WOが一つ多い?? 都会を離れた場所である日、殺人事件が起きる。捜査に駆り出された所轄の刑事は身元を確かめる為に奔走…

アイルランド産の極上ドラマはこれっ

アイルランドを舞台にした映画やTVドラマは珍しい、普通はBBCが制作に関与するとイギリスの片田舎とか最近のロンドンが舞台と相場は決まっているのだがアイルランドと言えばダブリンがメイン舞台じゃなかろうか? 最も日本へ入って来ず現地で放映されてその…

”最高の人生の見つけ方”(19年)

この映画の原題とオリジナル作品は"The Bucket List”(07年)と言う。要するに熟語なんだが”死ぬまでにやりたい事リスト”の事である。それを”最高の人生”としたのは個人的にはチョイと抵抗があるんだが、、。 オリジナルはジャック・ニコルソンにモーガン…

Happy Valentine !

日本では”バレンタインデイ”と言うとチョコレートだがこれは恐らく菓子メーカーの陰謀じゃなかろうか?そもそもこれは ”St. Valentine's Day” が正式名称でキリスト教徒のお祝いだ。クリスマスのプレゼントとは違い男女間での贈り物を交換する日であり別にチ…

”スター誕生”(76年)

昨日のレディ・ガガ版、”アリー/スター誕生”に続き76年に作られたバーブラ・ストレイサンド版を検証してみた。そりゃまあ時代は45年以上も経過しているので最新技術を使って加工されたアリーは背景だって断然現代風だったが主人公の二人が双方の映画で妙…

”アリー / スター誕生”(18年)

このタイトル、我ら世代はどうしても1954年のジュディ・ガーランドになる。もうチョイと古い世代だと1934年のジャネット・ゲイノーか?それがリアルタイムとなると1976年のバーブラ・ストレイサンドとなりクリス・クリストファーソンの二人が真…

”スリーパーズ”(96年)

この映画は原題がそのまま”Sleepers”なので文句は言えないがナンで邦題をそのままカタカナにするかな、、もっとアタマに汗かいて素晴らしい邦題が着いてたら日本でも果然もっと大きく取り上げられてヒットしたと思うのだが、、。何せ配役が素晴らしい、、ロ…

シャーロット・ランプリング

本名はそのまま、Charlotte Rampringで1946年イギリス生まれの女優さんだ。パパはゴッドフリー・ランプリングと言う水泳選手でベルリン大会の400mリレーで金メダルに輝いた正真正銘のオリンピアンである。 フランス語に堪能な事からロンドンで秘書業…

”ダブリン悪意の森”(19年)

放映を待っていたこの珍しいアイルランドの刑事モノ、原題は”Dublin Murders”、それがやっと放映されたので早速録画をして置いた。AXNミステリーの解説には、、; アイルランドの田舎町ノックナリーの森で少女ケイティの他殺体が発見される。この森では21年…

いよいよ、SUPER BOWL LV

さあいよいよ、明日の午後一には今年の55回目(LV)の覇者が決まっているだろう。今年プロ生活20年になる43歳のベテラン・クオーターバックトム・ブレイディが率いるタンパ・ベイ、バッカニヤーズかカンザス・シティ、チーフスの若き25歳の新鋭クオ…

”ロンドン追う者たち、追われる者たち”(20年)

やっとAXNミステリーで配信されて全6話を一気に見る事が出来た。全6話なので都合4時間半の長編映画だと思えば良いのだが、、見始めると途中で止められず結局最後まで行ってしまった(夜メシ前で残るは二話)。 原題は”We Hunt Together”で”一緒に追いまし…

クリストファー・プラマーの訃報

本名は”Arthur Christopher Orme Plummer”と言うカナダでは由緒ある家系の持ち主だ。 初めてスクリーンでお目に掛かったのは”ローマ帝国の滅亡”(64年)だった。最もソフィア・ローレンやスティーブン・ボイド、アレック・ギネス、それにジェームス・メイ…

チャンスを連れて帰る (07)- 原題

外の道路はガチガチに凍っている、昨日はマイナス8.3度のなか出掛けて僅か200m行ったところで残り400mを行けばで地下鉄の駅だと言うのに挫折してそのままUターンして帰って来た。もう出掛ける気分は失せたので古い記事でも検索するか、、で行き…

"The Crossing ザ・クロッシング Part 1”(14年)

監督はジョン・ウー、そしてチャン・ツィイー、金城武と来て香港、中国の合作、制作費に76億円も投入した二部構成の大作とくりゃ見ない訳にはいかない。初日はパート1で時代背景は戦争末期の47年の物語だった。 確かに壮大な物語で戦闘場面も迫力がある…

”マチネの終わりに”(19年)

実に久し振りに邦画へ、、何故見る気になったのか?恐らく”マチネ”と言う言葉に誘われたんじゃなかろうか?そもそもこれはフランス語で”matinee”書く、最初の"n"にアクセント記号があったような、。それが英語じゃそのまま使用されていてその昔、ブロードウ…