”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

映画のはなし

洋画邦題今昔物語 再

これは初めてこのブログで投稿した記事だ、、それもYahoo時代の2007年3月7日である。って事はそろそろ15年が経過するって事になる。まだオーストラリアに住んでいる頃で管理人に就任したのが2009年なのでそれよりも前の事なのだ。しかし言わんと…

”バンク・ジョブ”(08年)再

昨日書いたのは原題が”Italian Job"それが邦題は”ミニミニ大作戦”に、、そして今度は原題が”The Bank Job"、それの邦題は”バンク・ジョブ”だぁ~、、。共通する出演者はジェイソン・ステイサムだけだがこれがなかなかイケるイギリス式強奪事件で実際に起きた…

”ミニミニ大作戦”(69年、03年) 再

この情ない邦題、、”ミニミニ大作戦”、このタイトルじゃ絶対に観客動員は見込めないだろう。原題は”The Italian Job"(イタリア式強奪作戦)と言って最初はマイケル・ケインを主役に69年に制作、そして同じ原題で03年にマーク・ウォールバーグを主演に据…

”プロフェッショナル” (66年)再

この映画の事は以前にも投稿している。それが今回NHKBSで放映されたので暇にかまけて再度鑑賞、でも残念乍ら初めて劇場公開されて見た時と印象は変わらなかった。兎に角、設定良し、配役良し、なんだがどうにもツマンネーのだ。NHKの解説には”西部劇…

”恋愛小説家”(97年)

原題”AS GOOD AS IT GETS"、、”これ以上は良くはならない”、”すなわち”これが最高”さと言う常套句で普段の会話でも良く使うのだがフレーズとして口ぐせになっている輩もいるようだが、、。 それを”恋愛小説家”とした邦題は流石だ、タイトルで内容までは判ら…

”サハラ死の砂漠を脱出せよ”(05年) 再

原作者はクライブ・カッスラー、1931年アメリカのイリノイ州生まれなのでもう82歳になる。カリフォルニア州に永住する事になり、65年に執筆活動を開始、それが何と奥さんが警察勤めで忙しく子供の世話をし”主夫”活動の合間に書き始めたそうな、、そ…

ハリウッド史上最初に日本人スターとして君臨した早川雪洲 (再)

今朝はもうブログのネタがネタニエフだ、、っで思い出した。ハリウッドだって昔の映画をリメイクするんだから別にオレが同じことをやっても悪くないだろう、っで実は”戦場にかける橋”を再投稿しようと思って振り返ったらこんな事を大分昔に書いていた。Ya…

我が映画人生最大のチョンボ、、(再)

4年前に投稿したモノなんだがそっくりそのまま再投稿が出来るらしい、其処で試しにやってみた。まあ機能を調べりゃそりゃ出来ない訳はないだろうと思ったがYahooで書いていたモノをそのまま編集出来るとは、、。 今日も朝から暑いのは判っていた。昨日ずっ…

”愛と哀しみの果て”(85年)

原作を書いたのはデンマークのカレン・ブリクセン、(”バベットの晩餐会”)彼女が37年に出版した”Out of Africa”。翻訳時の邦題は”アフリカの日々”、それをベースに85年にシドニー・ポラック監督により映画化されたのだが邦題が”愛と哀しみの果て”、今な…

”ミート・ザ・ペアレンツ”(00年)

この映画、原題は”Meet the Parents”、、単に”両親に会って”なんだがアメリカやオーストラリアじゃ爆発的に大ヒットした。続編まで作られそれに配役されたダスティン・ホフマン&バーブラ・ストレイサンドの”飛んでる夫婦”が実に面白かった。 しかし日本じゃ…

”007/ノータイム・トゥー・ダイ”(20年) 最新予告編公開!

www.youtube.com ついに出た、、ユーチュベにはファンが勝手に作った予告編が沢山出回っているがこれは正真正銘のプロデューサー公認トレーラーだそうな、、11月27日にやっと公開された。邦題はそのまま原題をカタカナ化して”007/ノータイム・トゥー…

”ハッド”(63年)

公開されたのが63年、もう57年も前の映画だ。画面はモノクロ、撃ち合いもないし、カーチェイスもない、、派手な展開は一切ない、、それでもすこぶる付きの秀作である事は間違いない。 恐らく今の若者はこの展開、112分の上映時間には我慢出来ずに途中…

”オブリビオン”(13年)

映画の原題はそのまま”Oblivion”公開当時意味が判らずちゃんと調べてから見に行った。日常会話に使うような単語じゃないが意味は”ぼんやり、とか無意識状態、、或いは忘却”等を表現する言葉だ。でもジイさんが途方に暮れてぼんやりしているのとはちょっと違…

”暗号探偵クラブ ~ 女たちの殺人捜査”(12年)

こりゃ久し振りのセンター前クリーンヒットだぁ~、、ちょいと古い英国ドラマシリーズなんだがやっとうちが加入しているAXNチャンネルで無料配信された。 しかしこの邦題じゃ危うく見逃す所だった、、だって”暗号探偵クラブ ~ 女たちの殺人捜査”じゃ民放…

”ダ・ヴィンチ・コード”(06年)

時系列から行くと原作者のダン・ブラウンは00年に”天使と悪魔”を発表している。その後、”ダ・ヴィンチ・コード”が03年で”インフェルノ”は13年に出版された。映画化に際しては何故かロバート・ラングドンとしてのシリーズ、第3作目の”ロスト・シンボル…

”麒麟の翼”(12年)

やっと邦画に辿り着いたと言う印象だ。平成の時代はたまに行く”ブリスベン日本映画祭”(毎年開催)で上映されるものに限定されていたし札幌にやって来ても話題作とはトンと縁がない。別に避けている訳じゃないのだが俳優陣にも馴染みがないし、元ネタがアニ…

”ニュー・シネマ・パラダイス”(88年)

この札幌へ落ち着いた途端に愛猫も亡くしブログも”はてな”へ移住、それでも”昔の名前で出ています~、、”とも行かないので”オールド・シネマ・パラダイス”として再出発した。その元ネタ、タイトルに敬意を表して”ニュー・シネマ・パラダイス”を再度取り上げ…

”ザ・ヤクザ”(74年)

ヤクザとは関係ないのだが一ヶ月ほど前に突然郵送で”企業年金連合会”とか言う所から何やら重要そうな書類が送られて来た。う~ん、、連合会かぁ?ナンか怪しいな、と思い早速ネットで検索、フリーダイアルと表示されている番号へも掛けてみた。 その時点でこ…

”レオン” - 完全版(94年)

今やルック・ベンソンとジャン・レノの代表作、ナタリー・ポートマン衝撃のデビュー作、それにゲイリー・オールドマンの”狂った刑事役”は大絶賛され殆ど”名作”入りに向かってまっしぐらだ。最初に見たのはオーストラリアはブリスベン、場末の個人経営映画館…

さらばYahooよ、、、

”さらば友よ”を真似た訳じゃないのだが何時までもジジイがめそめそしている訳にはいかない、、それに時間は余るほどにあるんだし、。しかしYahooめ、7月には移転用ツールを配布するとか提示していたのだが遅れ遅れになっているし当分それもないような…

新作007では女性のボンド誕生っ~!!

これは世界の映画ファンに取っては青天の霹靂と言うか”今世紀最大の裏切り”と言うか”為五郎”が束になってやって来たと言うか、、ワタシには最大限の衝撃である。恐らくジャマイカの地に眠る原作者の故イアン・フレミング爺はミイラのまま飛び起きているんじ…

”栄光への脱出”(60年)

この映画は原題を”Exodus”と言う、その意味と言うか語源は、、; 旧約聖書にある出エジプト記、、とあり大量に国外脱出を図った事を意味している。それに宛てて”栄光への脱出”と言う邦題は見事だと言うしかないだろう、。実際にはどちらの側から見ても決して…

”ファースト・マン”(18年)

久し振りの洋画鑑賞、J:COMが540円で字幕版を配信してくれたのでやっと見る事に、、無論この”ファースト・マン”は人類初めて月面に降り立ったニール・アームストロング船長の事だし彼が月から地球へ語り掛けた”That's one small step for a man, one…

巧優、ピーター・セラーズ

良く俳優さんに”名優”と書くケースがあるがこのピーター・セラーズは”巧優”だったと言いたい。洋画ファンにはコメディアンとして知られるが元来はかなり気分屋で気難しかったようだ、、その本性が上手く捉えられていた映画が”The Life and Death of Peter Se…

ボーダーラインな映画

映画”ボーダーライン”(酷い邦題だ、、)はシニア料金どころか一般料金を払ってでも映画館へ駆け付ける、、イヤ、一般公開前にプレミアム料金を払えば見れるなら喜んで払うだろう。しかし最近は食欲の減退とは言うが”鑑賞欲が減退”しているのだ。 以前は好き…

Brides II / Nyfes II

時は流れて1944年、あれから22年の歳月が流れている。そして舞台は第二次世界大戦もやっと終わりを迎えようとしているシカゴの下町、。遥々とギリシャから渡り洋裁店の店主と結婚したニッキーは長女の嫁入り支度に忙しい、。長男からは出兵先のヨーロ…

”L.A. コンフィデンシャル”(97年)

原作を書いたのはカリフォルニア州生まれの推理小説作家、ジェイムス・エルロイで”ブラック・ダリア”、”ビッグ・ノーウェア”、”ホワイト・ジャズ”そしてこれ、、と全部で4部作になっているのだが映画化は夫々がシリーズ化されておらず単独制作、。”ブラック…

ウィリアム・ホールデン

アメリカ人俳優のウィリアム・ホールデン、、と聞いて、”サンセット大通り”とか”第十七捕虜収容所”を即座に思い浮かべるファンはかなりの洋画ファンではないだろうか?それ以前(30~40年代)の主演作を挙げられるファンについてはもう”淀川さんレベル”…

”スリーデイズ”(10年)

"The Next Three Days"と言う原題で見損なっていたサスペンスがあった。やっと落ち着いた我が家で野球中継もないのでJ:comを検索していたら”スリーデイズ”と言う邦題の映画があった。うん、こりゃひょっとして例のFOXじゃ見れなかった映画かな?っと…

”長く熱い週末”(80年)

80年に公開されたイギリス映画だが彼方ではすこぶる評価が高いクライムミステリーだ。主演は日本じゃ余り馴染みがないボブ・ホスキンズがロンドンの下町で犯罪組織を束ねる親分、そして若くて魅力満点なギャングの情婦役にヘレン・ミレンが扮している。チ…