”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

映画のはなし

有楽町スバル座が2019年10月をもって閉館、

と昨日のネットニュースに掲載されていた。それによると53年の歴史を今年の10月で閉じるらしい。街中に建つ独立した”小屋”ではなく当時は珍しいビルの中のワンスクリーン館だった。当時は東宝と松竹が洋画配給の総元締めで双方フラッグシップ館を持って…

新グリーンブック、、((´∀`))

やはり良い映画を見ると暫くはその影響から逃れられない。その映画は”グリーンブック”だ。これは映画館へ駆けつけて見た時からこんな配役だったらどうかな?と気になっていたのだ、、まあタイムマシーンにでも乗り半世紀くらい戻らないと実現出来ないが、。 …

”偽りの忠誠 ナチスが愛した女”(16年)

日曜日の夕方、ナンかやってないのかぁ~、、と検索していたら数年前の映画で”戦争秘話”、”女スパイ”、それに実に刺激的なこのタイトルに引き寄せられて思わずチャンネルを合わせてしまった、全然知らない映画だったしまあダメ元さでそれ程、期待せずに見始…

”ソルト”(10年)

確か映画館へ見に行った記憶はあるのだが、、もう詳細も配役も霧の彼方だ。主演のアンジー・ジョリーはアラサーの半ばで魅力的だった事だけは覚えている。 早い話、ロシアでトレーニングを受けたイブリン(A・ジョリー)は極秘任務を受けてアメリカへ潜入す…

ドクター・ドン・シャーリー & トニー・”ザ・リップ”・ヴァレロンガ

この二人が”グリーンブック”を手にディープ・サウスを回ったのは62年の秋ごろ、、正確には10月15日、その翌日にNYを出発している事になる。そしてトニー・”ザ・リップ”はドクター・シャーリーに雇われ12月24日にニューヨークへ帰るまでの8週間…

”刑事カーディナル”(17年~)

最近素晴らしい映画を見ると少しでも長くその余韻に浸っていたいのか他の作品を見る気にならない、。特に今回はアカデミー賞、最優秀作品賞に輝いただけの事はある”グリーンブック”の後なのでなおさらだ。そうは言っても時間はある、、っで知らずに手軽に楽…

”グリーンブック”(17年)

久し振りに直球ど真ん中のストライクな映画だった。何せ出だしから背景は62年、舞台はブロンクスと来た、、まるでこりゃかの”アメリカン・グラフィティ”と同様に自分の青春時代に連れ戻された感じだ、、しかもテレビから流れて来る場面はミッキー・マント…

最後から三番目のジェッシー・ストーン

原作はロバート・B・パーカー、最初に手にした翻訳本はスペンサーと言う私立探偵を主人公にしたもので70年代の後半だった。その後、早川書房から出版された文庫は30冊以上にもなったがその殆どを読破した。舞台は何時も作家殿の出身地、ボストン近郊で…

”ビクトリ女王 最後の秘密”(17年)

う~ん、、この映画は原題をそのままに”ヴィクトリアとアブドュル”と勝手に翻訳してこのブログに書いたのは17年9月6日の事だった。それが札幌では現在シアター・キノでシニア料金1000円成りで上映中だ。それって釈然としないなぁ~、、恐らくあっち…

”グリーン・ブック”(18年)

もうゴールデングローブ賞とかアカデミー賞からはすっかり遠いところへ来ている気分だ。興味はあるにしてもさてナンでこんなに自身のモチベーションが下がっているのか?最近やっとそれに気が付いた、、。 それはオーストラリアじゃ嫌でもテレビのニュースや…

刑事さんは旅先案内人?

最近の旅先案内人、、もうリタリアしたんだから温泉でも秘境へでも何処へでもその気になれば行ける身分なんだ、でもまだ深々と降る雪を眺め道路脇に積もった雪山を見ると出掛ける気力が失せる。それにエリーだっているし夫婦で出掛けてしまう訳には行かんだ…

リーアム・ニーソン最新作

リーアム・ニーソンの最近作の予告編が公開された。もう一年も前に19年には”フィリップ・マーロウ”を演じると報道されたのだがそっちのニュースは全然入って来ない、ひょっとして企画が消えたのか?? 原題は”Cold Pursuit”となっていて追跡とか追撃すると…

”恋におちて”(84年)

これはニューヨークを舞台にした不倫ものの傑作で原題は"Falling In Love"、そして”恋におちて”("Fall In Love")は翌年、小林明子が歌って大ヒットしたテレビドラマの挿入歌だった。どうも発表された時期が重なっているし同じ邦題なのでどっちがどっちだった…

”グッド・ビヘイビア”(16年)

原題は”Good Behavior"、即ち”品行方正”、でもこの場合は塀の向こう側で”模範囚”だったので刑期短縮、早めに出て来れたと言う設定。主演はミシェル・ドッカリーで頭脳犯&詐欺師、レティを演じている。相対するのが殺し屋、ハビエルでアルゼンチン人のファン…

”ブリッツ”(11年)

お~、、”ブリット”だぁ~、、と思いスティーブ・マックイーン様にご挨拶をと思いJ:COMに合わせたんだがナンだ違うじゃん、、紛らわしい。こっちは”ブリッツ”で主演はジェイソン・ステイサムだった。他のチャンネルは時代劇とか古い刑事ものばっかりだ…

”マイル22”(18年)

余り雪だ、雪だと言い訳していると本当に足が弱るのですすき野の映画館へゴー、、何を上映しているかも知らず飛び込みだ、こんな事は学生の頃以来かも知れない。地下鉄を降りてふと見上げるとビルの7階にディノスと言う映画館があった。何をやっているのか…

”運び屋”(19年)

以前日本国内での公開が決まった時に記事にした”The Mule”、どうやら邦題は正式に”運び屋”に決まったらしい。しかし何と日本での公開が3月8日となっている。アメリカでは昨年12月10日に、そしてオーストラリアでも1月24日に公開されているのにだ。…

洋画館のプログラムたち

何れも名作だ、、”羊たちの沈黙”、”風と共に去りぬ”、”フォレストガンプ”、”ピアノレッスン”、”インサイドマン”、”大いなる別れ”、。 今回思いがけずアンダンテさんからお送り頂いた大量の映画パンフレットだ。これはアメリカにもヨーロッパにもましてやオー…

洋画邦題今昔物語、、12年目に突入だぁ~、

初めてこのYahooさんのサービスにブログちゅうもんがあるのをみつけ説明書を読みながらハンドル名を作り開設したのが07年3月6日だった。って事は今年は12年目に突入する事になる。実に時の流れは早いものだ、、。 その記念すべき最初の記事が当時つい…

”トカレフ”(14年)

原題は同じ”Tokarev”でニコラス・ケイジ主演のクライム映画。プロットは足を洗った元裏稼業のポールが家族3人で幸せな生活を送っているのにある晩、夫婦が外出中に強盗に襲われ娘が銃弾に倒れる、。怒り狂ったポールは警察が止めるのを振り切って自分で犯人…

”ボーン・コレクター”(99年)

ジャンルからいくとこの映画はこよなく好きだ。何と言っても原作が素晴らしい、それにそのプロットが予想外で殺しの手口も半端じゃない、それに典型的などんでん返しって訳じゃないが最後まで真犯人は判らない。動機はもう身勝手な逆恨みこれに極まれりだが…

”蜘蛛の巣を払う女”(17年)

今度は遂に大手シネコンデビューを果たしました。タイトルは待ちに待った”蜘蛛の巣を払う女”、札幌駅に直結しているシネマ・フロンティアと言うコンプレックス、ビルの7階にあり大小12のスクリーンがある。大きい小屋は540人、小さいものは100人も…

”ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊”(17年~)

昨年から制作されている軍隊ドラマで中心になるのが5人の精鋭たち、まあ”ミッション・インポッシブル”風の設定だが此方は全員が軍属、夫々に特殊技能があるところは”荒野の5人”って設定だ。そしてその彼ら精鋭部隊をまとめる指揮官にアン・ヘッチが扮して…

”太陽がいっぱい”(60年)

”雪がいっぱい”の札幌にいると対極の”太陽がいっぱい”が実に恋しい、オーストラリアじゃ今頃もう勘弁してくれ~、、と言うほどに太陽がいっぱいで36度にもなる炎天下で重労働に励んでいたのだが、。 J:COMのタダで見れる洋画を検索していたらその”太…

冬のコナタ、、(19年)

今、ブロ友のfpdさんが”雪のシーンが印象的な映画”と言う投票を実施している。既にワタシは期日前投票を済ませているのだが何と言っても青春時代に見た映画はその印象度&素晴らしさに於いていまだに忘れられない名場面として残っている。 ■「投票」受付…

”家へ帰ろう”(17年)

やっと札幌で映画館デビューを果たせた。そのタイトルは”家へ帰ろう”、、うん、こりゃタイムリーな邦題だ、オーストラリアへ帰って来いよ~、みたいな*1。 英語圏で付けられたタイトルは”The Last Suit”となっていた。まあそれの方がより原題に近いし内容的…

”The Mule"(18年)  - 原題

先日、遥々ブリスベンのシネコンから”近日公開作品を紹介します”と通知が送られて来た。ファンクラブのメンバーに送付されているe-マガジンでブリスベンでは1月24日公開とか、、しかも”アナタは700ポイント溜まっているので無料ご招待を、、”と書いて…

”レッド・エージェント/愛の亡命”(16年)

キーワードが”ロシア”、”女スパイ”、レベッカ・ファーガソンとくれば500円なら払うよなぁ~、、外はこの原題と全く同じ”Despite the Falling Snow”だし、。 しかしその”雪の舞う中”と言うタイトルを”レッド・エージェント”とするかな?副題は”愛の亡命”と…

アーガイル家 VS 犬神家

これは極上のイギリスのミステリードラマ、ミニシリーズ(三部作)として現在放映されている”無実はさいなむ”だ。原作はアガサ・クリスティで57年に”Ordeal By Innocence"として発表されている。アメリカでは84年に映画化されドナルト・サザーランドとフ…

”孤高の警部 ジョージ・ジェントリー”(17年)

イギリスの警察もの、、となれば自動的にチャンネルを合わせている。以前オーストラリアのFOXでも配信されていたのだが全シリーズは見てない。確かもう10年以上も続くシリーズで毎年(シーズン)4本くらいが制作されていた。 邦題もそれらしく”孤高の”…