この週末は家内に付き合ってイオンモールへ買い出しに出掛けた。午前中に店内のスーパーで食料品等の買い物をすると同日の午後４～６時の時間帯に配達してくれるのだ。麦茶とか水などの重いものを始め洗剤に冷凍品各種、台車がないと運べないじゃないか、、と思うものを配達してくれるのは実に助かる。最初はイオン内にそんな配送部門がありサービスの一環だとばかり思っていたが配達してくれるのは郵便局なんである。
どういう仕組みかは判らないが恐らく店舗の下請け（？）として担当区域の郵便局が配送を任されていて表示のある赤い軽トラじゃないクルマでマンションの部屋まで運んでくれる。事前に運転手さんから携帯に連絡が入り”ちょっと予定より早いのですが良いですか？”とかその逆に”今日は遅くなります”とか連絡が入るのはとても助かる。受け取り側は無料なのでお店からのキックバック補填でやっているとしたらちょっとお店が遠くて行くのに時間が掛ってもこの制度は誠に便利だ。
一通り買い物を済ませランチタイム、、フードコートの片隅にに”お好み焼き〇〇”と大きな看板が目に入った。時間はまだ１２時前だったが我が家は過去に”もんじゃ”、”お好み焼き”店には入った事がないだろう。その昔、オーストラリアへ大阪の有名なチェーン店が出店して来て何回か出向いた事はあるのだがそれだって軽く２０年以上は昔の話だし、、。
人間誰しも初体験はあるわな、、でもそれが古希を過ぎているとなるとちょっと恥ずかしい。お店の方でも”ほんまですかぁ？”と疑いの目で見られたし、、しかしメニューを眺めても何をどう頼んで良いのか判りましぇ～ん、なので詳しく聞いて結局全部入ったシーフードデラックスミックスに、、それと焼きそばオムレツとか言うモノを、これは裏でちゃんと調理して来てくれるらしい、。
そして出て来たのがこんなヤツ、、ほ～、こんな感じで出て来る？どうもコヤツを目の前の鉄板に乗せて焼くらしい。では早速、、と思いこれを右手に乗せ一気に熱くなった鉄板に乗せようと構えていたら、、お店のおばちゃんが慌てて飛んで来た。
”お客さん、、ダメですよ。これはちゃんとそのスプーンで丁寧に具と下にあるメリケン粉を混ぜてくださいよ”だよ、そりゃそうだった、、このまま乗せたら下になった部分だけが焼けちまうし、。
お店のおばちゃんもこれで本当にこの爺さんは初めてなんだと思っただろう。しかし知らないって事は恥ずかしい、、結局おばちゃんがつきっきりで焼いてくれお手本を見せてくれた。最後にトッピングですよ、、とお多福ソース、それにおかかや青のりそしてマヨを絞り出し”さあ、出来ましたよ。お召し上がりください”、、っと面倒な客としておばちゃんの記憶に残ってしまったのだ。別にクレームした訳じゃないし無闇にスマホをかざしていた訳じゃないのでその点は悪しからず、。
こんな焼き立てとオムレツ仕立ての焼きそば、大変結構でした。これでビールでもあればサイコーなんだがそうは行かない、これでやり方が判ったので今度は自宅でも出来るだろう？ちゃんと焼いてくれて取り分けてくれて合計２４００円、これって安いんだか高いのか、、それも判らない我等、、実に情けないランチ風景でした、。
