”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”アンノウン”(11年)

まあ原題が”Unknown”だからそのままの邦題ってのは判るのだが原作は03年にフランスの作家、ヴァン・コーヴラールと言う人が書いている。その時のオリジナルタイトルが”Hors de moi (Out of My Head)”だったので邦題はもっと”頭から出て行かないで”、”知恵を絞って”欲しかったな。ナンでもかんでもカタカナって近年の手法にはかなり抵抗があるんだが。まあそんな事を言うのはジジイだけか?ついでに昨日の両陛下ご出席の”国民祭典”、この時の為に新たに作詞作曲された曲が、”Ray Of Water”だった、、折角古来から伝わる”令和”と言う素晴らしい時代の始まりを祝う大切な時に発表された曲のタイトルが英語かぁ~、、?

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映画に戻ろう、、そうこの映画は我らがヒーロー、リーアム・ニーソン主演で共演の彼を助けるタクシー運転手、ジーナ役にダイアン・クルーガーが抜擢されている。

植物学者のハリス博士(リーアム・ニーソン)はバイオテクノロジーの国際学会に出席するために妻エリザベス(リズ)とともにベルリンにやって来る。学会を支援しているアラビアの王子もやって来てパーティもある予定だ。

タクシーでホテルに着くと、荷物を1つ空港に忘れて来たことに気付いたハリス博士は妻をホテルに残し、通りかかったタクシーを捕まえて空港に向かう。ところが前を走っていた運搬車の荷物が突如、こちらに落ちてきた事故でタクシーごと川に飛び込んでしまう。タクシー運転手、ジーナのお陰で救出されたマーティンはそれから4日間は病院で昏睡状態に、、やっと目が覚めるが事故前後の記憶が曖昧だ、愛する妻に心配をかけていると思ったマーティン無理やり病院を退院し、ホテルに向かう。しかし妻は彼を見ても「知らない人」だと言い放つ。しかも見ず知らずの男がハリス博士を名乗っていることを知る。パスポートもなく、自分が自分であることを証明できないマーティンは自分自身の記憶にすら自信が持てなくなる。

っと此処までは絶好調、見ている側もナニかあるな、、とは思いつつ果たしてハリス博士は一体誰なんだぁ??と思わず姿勢を正してしまう。それにジーナの存在だってまさかゲスト出演ってハズはないし、、。

ところが病院で自分が拉致されそうになったことで、何らかの「陰謀」があることを確信したマーティンは、看護師に教えてもらった元東ドイツの秘密警察組織の男、ユルゲンと運転手ジーナに協力してもらい、真相を突き止めようとする。

一方、独自の調査で真相にたどり着いたユルゲンだったが、ある男が家にやってくるとその目の前で自殺してしまう。そして、その男はマーティンに「お前は『マーティン・ハリス』などではない」という。そしてついに自分の正体を知る。妻は誰だったのか? 妻が書いた暗号は何だったのか? 3ヶ月も前に自分がベルリンに来ていたのは何故か? 全ての謎を知った時、男は覚醒する。byウィキ

と書かれているが最後の最後までハリス博士の正体は判らない、まあジーナ嬢はドイツでの就労ビザ(滞在許可証)を持たない不法移民だったので大筋には関係なかったのが幸いだった。映画公開時のキャッチ風に書くと、、、”衝撃のクライマックス”、”そして暴かれる米独、アラブ諸国を巻き込んだ陰謀とは??!!”、”ハリス博士の窮地は救えるのか、、乞うご期待!”って事になる。

そりゃ突っ込みどころも満載だが映画の早い展開にさて何だったか忘れちまった。イヤ~、、最後まで楽しめたアクション満載の強いリーアム・ニーソン様でした。