”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

うちのソウルフード

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もう我が家じゃ一切揚げ物はやらん、、と決めていたのにどうしてもコイツが食べたくなって材料を買って来た。ごく普通のチキン、ささ身のフライです。シソを巻いたり、梅干しからチーズまで色々なバリエーションがあるのだがワタシのソウルフードはそのまんまの小麦粉&卵+パン粉のフライだ。

出来立てのアツアツにレモンをがっつり絞り、塩を振って食べる、それから今度は特製ソース、そしてブルドッグ中農ソースであっと言う間に4本を食べていた。

別に祖母や母親が作っていた訳じゃないのだが妙にこれが恋しくなる。まさにこれがワタシ流の”おふくろの味”なんだろうか?実家ではやれ法事だ、祝い事だ、、と言う時に近所のうなぎ屋からうな重を出前して貰っていた。同じように晴海通りにあった鶏肉専門店から”鶏かつ重”と言うのを配達して貰っていたのだがそれが何処か胃袋の片隅に、、”鶏の名残り”じゃ映画のタイトルみたいだなぁ~?

この鶏かつ重は卵でとじてあるある訳じゃなくて四角い鶏肉が4切れ、薄切りキャベツと一緒にご飯の上に乗っていだけのシンプルなもの、でもソースが実に美味かった。アレは絶対に市販のソースじゃなくて名古屋の味噌カツ並みに代々伝わる独特な製法によるソースだったんじゃなかろうか?まあそれを真似する気はさらさらないがこんなささ身フライを二日で夜昼に8本も食べ切ってしまったよ、。

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たまにケンタッキーも良いのだが(この一年ちょいで二回だけ)コヤツは手間暇は掛るしIH器具でフライ物は面倒だがどうしてもやりたくなった結果でした。うん、その前は見事な”オムライス”を作ったし最近又、自炊に向かっている気がするぞ。このオムライスはうちの場合、チキンライス、それにみじんの玉ねぎとグリーンピースが定番なんだが今回初めて玉子2個に対して片栗粉x小スプーン一杯とミルクを大スプーン一杯投入してみた。クックパッドの受け売り、、そしたらタマゴ焼きが焦げずに実に綺麗に焼きあがった、こりゃ目ん玉からうろこだった、、。

そしてその焼きあがった薄焼き卵を広げたラップの上に一旦乗せるのだ。その上へ炒めたチキンライスを適量広げ両手でしっかり包むようにして閉じる。ご飯を炒めてからケチャップを投入するのではなく、具材を炒めた時点でケチャップを、、するとべちゃべちゃにならないのだ。それに普段はさっさっとフライパンで焼いているタマゴの上にご飯を乗せちゃうのだがIH調理台だとこっちの方が上手く行くのだ。ソースは白ワインにウースターソース+タバスコ&ケチャップをチョイと煮込むのだがこれもお店の味に遜色ないものが完成した、、。

まあ時間はあるしハッピーアワーにグラスを片手にキッチンへ立つ、これじゃまるでキッチンドリンカーでオーストラリア時代再訪だがその満足度はデパ地下でお惣菜を買って来て食べるのとはチョイとばかり違うのだ、。

さて二晩連続でやったので今夜はあっちの番だぞ、、オレは映画でも見てるかな??