”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ドリーム”(16年) 実在した主人公

 

この映画、原題は”Hidden Figures”と言うのだが何故か邦題は”ドリーム”に、、ウィキを覗くとこれに決まった経緯が書かれていたが何故誰もそのまま、”秘められた数式”にしなかったんだろう??単に”ドリーム”じゃナニを言わんとしているんだか、サッパリだよ。映画としてはこれはもう秀作に間違いないのだが、邦題で損をしている。

 

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この映画でモデルになった実在の数式学者、キャサリン・ジョンソン氏が24日101歳で永眠した。1950年代半ばにはNASA(米航空宇宙局)に勤務し始め長い年月をアメリカのスペースシャトル計画等に携わって来た功績により15年、ホワイトハウスに招かれ、オバマ大統領から文民最高位の大統領自由勲章(Presidential Medal of Freedom)を授与されている。

17年にはアカデミー賞の授与式に登場し会場の全員からスタンディング・オベーションで迎えられているのだ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=2HPacpz8cEU

 

1962年に米国人として初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンの功績を影で支えた、NASAの3人の黒人系女性スタッフ、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ボーン、メアリー・ジャクソンの知られざる物語を描いたドラマ。ソ連アメリカの宇宙開発競争が繰り広げられていた61年、米バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所に、ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループがいた。

なかでも天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。一方、ドロシーとメアリーもそれぞれ、黒人であるというだけで理不尽な境遇に立たされるが、それでも3人はひたむきに夢を追い続け、やがてNASAの歴史的な偉業に携わることとなる。キャサリン役で「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のタラジ・P・ヘンソンが主演し、ドロシー役を「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のオクタビア・スペンサー、メアリー役を「ムーンライト」などにも出演している歌手のジャネール・モネイが演じた。by映画.com

 

初のアフリカ系アメリカ人として白人社会のNASAで活躍された事は勿論だが一般女性の社会進出に多大なる貢献をしたその功績は計り知れないものがある。

心よりご冥福を祈りたい。