原題は”Road Heating”(?)、、これは札幌ではなくてはならない優れモノで市内の商店前の舗道や他の街並み、それにうちのマンションの駐車場にも埋設されている。
無論、こっちへ来るまでそんなモノの存在さえ知らなかったのだが、、昨年だったかに豪雪で駐車場の車には20cm以上も雪が積もっているのに地面には全然雪がない、??何でだ、と思いこりゃ管理人さんが毎朝雪かきをしているお陰か、と思ったらそうじゃなくて何と”スィッチ・ポン”でこうなるそうな、。
概要は、;
車道や歩道の舗装内に、電熱線類または温水を循環させるパイプを埋設し、路面を加熱する。気象状況や路面状況によって、断続または連続で運転し防雪、凍結防止目的とした運用方法となる。車両用道路だけではなくバリアフリー対策を兼ねて、市街地の歩道にも設置されている。
っと言う事で、、。これには当然灯油がエネルギー源として使われているそうだが50台も収容出来る駐車場でこれを導入したのは凄くないだろうか?恐らくその分、管理費用は戸別に上乗せされ請求されているんだろう、。
こうやって舗装する前に網目の鉄枠を入れ(普通の手順)その上にパイプを敷いて行く、そのパイプ内には温められた湯が流れ降った雪を溶かしてしまう、と言う装置で通常は”大型車両は進入お断り”と表示されている。
それとこれだけはブリスベンを出る時に調べていなかったのだが世界の都市を比較して年間に降る”降雪量”では圧倒的に日本が上位を独占しているんだそうな、。
その順位は、;
① 青森市 - 792cm
② 札幌市 - 485cm
③ 富山市 - 363cm
④ セントジョンズ(カナダ) - 332cm
⑤ ケベックシティ(カナダ) - 314cm
⑥ シラキュース(米国) - 314cm
⑦ サグネ(カナダ) - 312cm
これは調べてなかったなぁ~、、ヨーロッパや北欧、シベリアなんかよりも断然、札幌の雪の量が多かったとは、、トホホだよ。