”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

オードリー・ヘップバーンを造った男

確か以前は、辻一弘じゃなかったか?現在はカズ・ヒロとしてアメリカへ帰化ロスアンジェルスを拠点に活躍されているそうだ。今年のアカデミー賞でもメイク&ヘアで見事受賞、映画”スキャンダル”でシャーリーズ・セロンを担当した技が評価された。

17年には”ウィンストン・チャーチル”でゲイリー・オールドマンから乞われて彼のメイクを担当しその時も見事にオスカー像を手にしている。

このBSNHKで放映された密着レポートではそんな彼がつい先日ロスで開催された展示会に出展すべくオードリーの若かりし頃、それと晩年の二つの顔を製作した経緯をドキュメンタリーで描いた番組だった。

 

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こんな感じに仕上がっている。こよなくオードリーを愛するファンとしては心境複雑なんだがこの製作過程たるや実に骨の折れる作業で気の遠くなる程の時間が掛かっている。髪の毛一本から毛細血管を付け加える手作業まで手先の器用な日本人じゃなければ絶対に出来ないと断言出来るのだが、、それにしてもその製作意欲と独自に開発されたメイク技法には頭が下がる。

 

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一旦は映画界からは身を引いて芸術的な彫像に掛かり切りだったそうだが先のゲイリー・オールドマン、それに今回のシャーリーズ・セロンらに”貴方じゃないとダメよ”と言われちゃ男冥利に尽きるんじゃないか?恐らく近いうちに又、スクリーンで裏方さんとして活躍されると思うのだが、、。