これは原田マハが原作を書いて我らシニア世代からは絶賛を浴びた文庫本だ。それがやっとと言うか何で今頃、、と言うか映画化される事になった。既に第一報は1月に配信されているようだがそんな事は全く知らず昨日、主演に抜擢されている志村けんが高熱を出して病院へ担ぎ込まれたと言う報道の中に主演作の”キネマの神様”も撮影が順延、、と報道されていたのを読んで初めて知ったのだ。
監督は山田洋次で共演に宮本信子らが予定されていて公開は20年の12月らしい、、HPが立ち上げられていて内容や他の配役を知る事が出来る。でもこよなく原作を愛したジイには志村けんが主役ってのがどうもイメージが湧かないのだ。何となくこんな映画には橋本功が適任じゃないかな、、始めて原作を読んだ当時、彼の惚けた雰囲気から想像してた。
Yahoo時代にブログに書いたのはもう7年も前の9月なるのだが、、;
実はこの本の存在は全く知らなかった、それを家内の友人で札幌に在住されているTさんが遥々送ってくださったものだ。最初”キネマ、、って映画?それの神様かぁ、、映画制作に携わる方のハナシかな??”と読み出したのだがこれが又、のっけからおっさんの思い違い、空振りでした。
背景は、長年大手の企業に勤めていた歩(あゆみ)が大型シネコン施設開業に向けて奔走しているのだがその会社を突然辞めてしまう。退職金は300万円、そんな中今度は実父が病に倒れ已む無く父の代わりを務めることに、、あろう事かそれがビルの管理人業、、しかも無類の映画狂い、、、、もうここまで読んだらやめられないっしょ??
そんな訳でしたが先の”キネマの神様”、お話はオヤジさんが書いた映画の記事、それを悪戦苦闘しながらある洋画ファンのブログに掲載、又、それを読んだブログの管理人が気に入ってくれて何もなかったところへ一筋の光明が、、、映画雑誌の出版会社に歩が採用されまずはお嬢さんのほうに幸運が微笑む、、。
多分これは作者の原田さんご自身の事が書かれているのではないかと推察される、、父と娘、共通の話題である映画を通じての交流劇と言えばよいだろうか、、。やっと半分なのでこれからの展開から目が離せない、今朝はしっかり書くつもりだったんだが途中で邪魔が入るとその意欲がそがれたな、、、もっと書きたいことが沢山あったような気がするのだが、。
札幌のTさん、こんなステキな文庫を誠にありがとう御座います。
読み返してみるとブリスベンでどうやら眼医者さんへ通っている頃のようだ、、確かこの赤目事件が網膜剥離に発展したんじゃなかったか??怖い怖い、思い出すだけでぞっとするぜ、。それにまだ現役最前線で管理人を演じてたんだった、。
っと言う訳で今日は完全に手抜きです(笑)。