”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”原子力潜水艦浮上せず” (78年)

この映画の原題は”Gray Lady Down”で公開当時は”グレイ・レディ・ダウン”だったとばかり思ったが違っていた。当の潜水艦は”ネプチューン”と言うのにこの原題はナンかしっくり来なかったが他の映画で”グレイ”と言うのは米国海軍の専売特許カラー、そして船舶は一般的に女性名詞なのでグレイの船舶、即ち潜水艦だと言う事が判った。それにしても邦題はご親切な事にその潜水艦が浮かんで来ない、とこりゃもうネタバレじゃないのか?

その潜水艦の艦長がプランチャードでチャールトン・ヘストン主演、副長役にロニー・コックスやステイシー・キーチが配役されている。それに良いところ取りの小型救助用潜水艇の運転手にゲイツ大佐、デイビット・キャラダインで映画はこりゃも全編アメリカ海軍のプロパガンダ(宣伝誇示広告)みたいになっている。確かに海軍の協力があってこその映像が満載されているしこれはセットじゃ絶対に撮影はムリだろう。

 

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物語は、、;

アメリカの東海岸コネチカットの基地へ帰港中のネプチューンが、レーダーの故障した大型貨物船と衝突、艦の後部を大破してしまう。直ちにベネット大佐(ステイシー・キーチ)を長とする救助チームが編成され、揚陸艦ナッソー (USS Nassau, LHA-4) を拠点として救助活動を開始する。

ネプチューンの沈没地点は1,450フィートの海底渓谷であり、救助には非常に困難が伴うものであった。特殊潜航艇スナークと開発者のゲイツ大佐(デビッド・キャラダイン)が救助作戦に参加、海底に沈むネプチューンを発見する。スナークはマジックハンドで砂で覆われたハッチを顕わにしたものの、地滑りが発生しネプチューンは大きく傾斜してしまう。byウィキ

そんな展開でハラハラドキドキの潜水艦救助指令の映画で御座います。

デザスタームービーを海軍の潜水艦に置き換えさあどうやって全員を救い出すのか?が焦点で此処でも責任感が強くリーダーシップを遺憾なく発揮するチャールトン・ヘストンが狭い潜水艦内で右往左往する。まあ主役は救出に向かった小型船なんだが、、。