”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”真珠の耳飾りの少女” (06年)

タイトルも知っていたし長年これは見たいな、、っと思っていた。邦題からもこりゃフェルメールの描いたあの絵画が主題だろうと予想はしていたのだが、、。

時代は300年前のオランダだ。ああ~、、スマホから投稿しているのだがそれでも右腕が痛い、もう限界かな、?続きは又、改めます。

心機一転、続けます。1666年のオランダと言えば日本では大石内蔵助がまだ7歳の頃、江戸時代真っただ中だ。既にオランダ船が平戸へ入り貿易が始まっていたようだがちょんまげに武士は腰に二本差しで江戸市中では長谷川平蔵が連日、盗賊退治に忙しかっただろう、。そんな時代にオランダではこんな名画が描かれそうになっていた、。

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っとまあそんなお話なんだが最初っから最後まで山なし、谷なし、オチなしで進んで行く、、さてならばナンで最後まで見たのかと問われても、第一主演のスカヨってのはマッタク私好みじゃない。それにフェルメールを取り巻く環境が最悪なのだ。奥さんはヒステリーで人付き合いが苦手、と言うか出来ない女性、それに同居している彼女の実母がどうも金づるなんだが二人揃って最悪コンビ、なのに子だくさんで劇中6人目が生まれる。

どうも金銭的な事を全て仕切っているこの母親が資産家のおっちゃん、トム・ウィルキンソンフェルメールが書いた絵を買わせている雰囲気でしまいにはそのおっさんの好きな絵を婿殿に書かせて生計を立てているような展開だ。映画としてかなり綿密に編集されているし出来も良いのだが、、ああ、ダメだもう脱落しそう、。でもそんな名画完成に至る裏話って事は理解出来た、。





主演はスカーレット・ヨハンソンフェルメールコリン・ファース、、;

タイル絵師の父を持つグリート(スカヨ)は、画家のフェルメールの家に下働きとして入る。フェルメール夫人に、アトリエの掃除を命じられ、「窓を拭いてよろしいですか? 光が変わりますが?」と問う。芸術を理解しない夫人との対比がされている。グリートは陰影、色彩、構図に隠れた天分を持っていた。才能を見出したフェルメールはグリートに遠近法や絵の具の調合を教える。絵の構図が悪いと考えたグリートは、アトリエでモデルとなった椅子を除けて、陰影を強調する。フェルメールはこれを見て、描いていた椅子を消し、光と影を付け加える。

ついに、フェルメールはグリートをモデルとした製作を決意し、狂気の目でグリートを見るようになる。創造の苦しみに耐えるフェルメール。夫人はフェルメールがグリートに恋情を抱いていると誤解する。フェルメールが使用人とアトリエに篭りきっている事はあらぬ噂を呼び、夫人を苦しめる。とうとう夫人は逆上し、立ち入らないはずのアトリエに乱入する。そこで夫人は自分の耳飾りをつけたグリートの肖像画を目にする。