”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ストレイ・ドッグ”(18年)

原題は”Destroyer”なんだが邦題は”ストレイ・ドッグ”に、、恐らく”Stray”(迷う)って事だと思うがそれこそ原題をそのままに”デストロイヤー”じゃダメなのか?おっさん世代だと日本でも人気だった覆面プロレスラーを思い出すからかな?

主演はニコール・キッドマン、監督が日系のカリン・クサマでどうやら日本では年末に公開予定らしいが今年のゴールデン・グローブ賞にニコールが主演女優賞候補としてノミネートされすこぶる玄人筋には評判の良い作品らしい。概略は、、;

ロサンゼルス市警の警察官、エリン・ベル(N・キッドマン)は砂漠地帯に潜伏するギャングを捜査している最中に、凄惨な事件に巻き込まれることになった。それから20年弱が経過した今、ベルは警察官を続けていたが、当時のおぞましい光景が脳裏に焼き付いて離れなかった。そんなある日、ベルはギャングからの挑発を受けた。ベルはその挑発に敢えて乗ることにし、因縁の相手に決着をつけるべく行動を開始したが、それはトラウマとの闘いでもあった。

 

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とウィキには書かれているのだがニコール・キッドマンが20年遡って若かりし頃、そして現在、と特殊メイクに挑戦している事でも評判になった。若い頃は良いが加齢した彼女を見るのは確か15年の”シークレット・アイズ”以来かも知れない。あの映画もちょっと怖かったが女優さんにとってこれは丁と出るか半と出るか、、かなり勇気がいる決断じゃなかろうか?

映画のジャンルとしては”羊たちの沈黙”じゃないが過去の事件に絡む殺人事件の捜査、それもエリンがずっと引きずっているトラウマが邪魔するのかどう作用するのか判らないがクラリススターリングがレクター博士に指摘され暗示を掛けられ自身が過去のトラウマに捉われているんだと認識させるような展開を期待している。

う~ん、見に行きたい映画がどんどん増えるがさてちゃんと映画館でやってくれるんだろうか?札幌じゃ現在はアニメ、邦画を中心にリバイバル作品の上映ばかりでどうもワタシのストライクゾーンを遠く外れているんだが、、、。

一日も早く何時ものラインナップに戻って欲しい。