”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ナイロビの蜂”(05年)

こよなく愛するジョン・ル・カレが01年に原作を発表したミステリー小説、普段は知らずにスパイになっていたり本職のスパイが出て来るがこれはミステリーに徹している。映画化に際してはレイフ・ファインズが主演で奥さん役がレイチェル・ワイズ

原題は”The Constant Gardener”と言うのだが(翻訳時も同じ)最後まで見て結局その”何時も庭師”の意味がどうしても判らなかった。”ナイロビの蜂”ってのも判らないのだが、、何処か肝心なタイトルに繋がる場面とかセリフを見逃しているんだろうか?確かに主人公のジャスティン(R・ファインズ)は庭いじりが好きで政治とかスパイ活動には全く縁がない生活をしている、。

 

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ケニアナイロビに駐在しているイギリス人外交官ジャスティン・クエイルはある日、弁護士であった妻テッサ(R・ワイズ)を何者かによって殺害されてしまう。その真相を追うジャスティンは、背後に製薬会社の絡んだ陰謀があることを突き止める。

まあ調べを進めるうちに判るのだがこれは実にタイムリーな話題で製薬会社が秘密裏に新薬の開発を進めていてナイロビの貧困層を使って人体実験を進めているって事が判って来る、、、どうやら弁護士だった奥さんはその危険性を告発しようとしてて殺害されてしまったのではないかと判るがそこには政府の役人、製薬会社の上層部、、殺しを請け負うやつらとが暗躍している。

一度見たくらいではどうにも訳が判らない状態でここまで映画を見進むうちにオレが他の映画と勘違いしている事も次第に判って来るのだ、、。いや~、参ったな、勘違いしてたのは”パナマの仕立て屋”だった、。こっちは庭師の話であっちのパナマは洋服の仕立て屋だった、、(泣)。

って事は確かに原作は読んでいるのだがこの映画は見てなかった、。ビル・ナイとか”ユージュアル・サスペクツ”でコバヤシを演じたピート・ポステルウェイト等も配役されていた。さて見逃し配信を辿ってもう一度見ないと判らないかな、、。