”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ネバダ・スミス”(66年)

主演はスティーブ・マックイーン、共演陣にカール・マルデン、ブライアン・キース、スザンヌ・プレシェットなど、監督は西部劇の大御所、ヘンリー・ハサウェイだ。原作はハロルド・ロビンスが書いた”大いなる野望”(現代劇)であの”シェーン”だったアラン・ラッドがそのネバダ・スミスに扮した彼の遺作になっている。

ストーリーは実に簡単、父親とインディアンのカイオワ族出身の母親が三人のならず者に惨殺されその復讐に立ち上がったマックス・サンド(ネバダ・スミス)の物語だ。映画の冒頭ではまだ拳銃もロクに撃てない”少年”のスティーブ・マックイーンだが荒野を両親の仇を探し求め成長して行く姿をじっくり見せてくれる。

劇中ちょっとしか出番がないがスザンヌ・プレシェットが酒場の女、としてネバダ・スミスを助ける役柄だが”恋愛専科”、”40ポンドのトラブル”では大きく輝いていたのに”鳥”では散々な役柄、そしてこの映画でもネバダ・スミスを助けるだけでやはり残念な運命に、、ヒッチコック監督にこのハサウェイ監督、ナンでだぁ~??

 

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年代は前後するが終盤、思いを遂げたネバダ・スミスが何処へともなく去っていく、、その目指す先にはクリス(ユル・ブリンナー)が待っていて他の仲間6人と”荒野の七人”(60年)になってもちっともおかしくないと感じたのはオレだけだろうか??

こうなるとやはりスティーブ・マックイーンの”ベスト10”をやらないといかんかな?では勝手にやります、、;

 

 

11 ”ネバダ・スミス”(66年)

10 ”タワーリング・インフェルノ”(74年)

9 ”栄光のル・マン”(71年)

8 ”パピヨン”(73年)

7 ”ゲッタウェイ”(72年)

6 ”砲艦サンパブロ”(66年)

5 ”シンシナティ・キッド”(65年)

4 ”華麗なる賭け”(68年)

3 ”荒野の七人”(68年)    

2 ”大脱走”(63年)

1 ”ブリット”(68年)

 

ベストファイブは不動、、と言うか1~7はドレが何処へ入っても文句は言いません、でも”マックイーン絶対の危機”(58年)だけはNGです。生涯少ない出演作品でしたがどれも甲乙つけられない、、やらなきゃ良かったかな?