遂に英語がそのまま邦題になった。しかし原題は”Skjelvet”言って珍しいノルウェイの映画だ。どうやら意味は”地震”だと思う、、、でも英語のタイトルが”Quake”なので”揺れ”の方が的確かな?
お決まりのデザスター・ムービーだがどうもこの前に”The Wave”ってのがあったようだ。そうなると”大津波”に続き大悲劇が”海”、”陸”と二度に渡ってノルウェイの首都、オスローを襲った事になる。
ノルウェイは日本ほどじゃないらしが知る人ぞ知る地震国でそれも多発するそうな、実際過去には大災害が襲って来ているし映画の末尾に”何時又、地震に襲われるか判らない”とテロップが流れた。てっきり北欧の三国はそんなデザスターとは無縁だとばかり思っていた。
さて映画の方だが配役はお決まり、、多分前作を見てないとナンでこうなっているのか判らないのだがパパ(どうも昔のウィレム・ダフォーの雰囲気)が精神的に不安定で現在は別居中らしい、ママは一人で息子と娘を育てている、。
息子は大学生で下の娘は中学生か?そしてパパがナニかの研究に携わっている関係でコンピューターが弾き出した数字を検証すると直ぐにでも大地震が襲って来ると予見する。大慌てて別居中だった奥さんに職場から退去するように電話するがそんな事は信じられない(多分この辺りは前作からの続き)、それで止む無く下の娘と彼女の世話をしに来てたお嬢さんを連れて奥さんを救助に向かう。
同時に息子にも連絡しようとするが”緊急事態だ、逃げろ”と伝える前に講義中には電話を切れ、と教授に言われてしまう。そんなで三者三様、地震に向かってまっしぐら。
そしてビルの34階でやっと奥さんを見つけるが今度は娘がパパを追っかけて行っちまった、、それに責任を感じて追っかける彼女のお世話係、、そして4人がその34階に取り残されてしまう、、そしてクライマックスの大地震、ビルが傾き全員が放り出されてしまうのです、、オワリ。さてこの一家はどうなったでしょう、。
まあ見なくても良かったと言えばそれっきりだがCG満載で派手な映像はハリウッドでも通用するかな?でも出演者のキャラが、、悪いと言うよりどうもしっくりこないのだ、そんなで最後まで揺られっぱなし、制作費をケチったのか肝心の箇所が無くて見ている側に想像させる方式だった(泣)&(汗)。