”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”エンド・オブ・キングダム”(16年)

エンド・オブ・ホワイトハウス”(”Olumpus Has Fallen")は2013年に公開されたジェラルド・バトラー主演のアクション映画だった。それの続編が”エンド・オブ・キングダム”(”London Has Fallen”)になり2016年に公開されている。

そして今度はさらなる続編として公開されたのが2019年の”エンド・オブ・ステイツ”("Angel Has Fallen”)って事になる。最初の二作ではアーロン・エッカートが大統領で三作目では議会の長老だったモーガン・フリーマンが大統領に就任している。

 

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ところが最初の”エンド”シリーズが公開された当時、これと全く同じ設定でホワイトハウスが派手な攻撃を受け甚大なる被害を被り乗っ取られる寸前と言う映画がもう一本あったのだ。それが”ホワイトハウス・ダウン”(13年)で原題はそのまま”White House Down"、其方はローランド・エメリッヒの制作、監督で主演はチャニング・テイタムで大統領にはジェイミー・フォックスが扮していた。

公開当時なんでこんな同じような作品を大金を掛けて二本も同時期に作るかな、、と不思議な思いがした。当然ながら両者とも同じ企画で同じようにテロ集団に首都を襲わせるってのは無理があるとは誰も指摘しなかったんだろうか?まあマックとケンタは同じような立地で隣り合わせにあった方が効率よく双方が集客出来るとか聞いたことがあるが何でその論法をなぞったんか?

 

まあ結果的には、こっちのホワイトハウスはそのままダウンしてしまいあっちの陥落する予定だった方はホワイトハウスに続き、ロンドンそして自国のワシントン周辺と陥落させシリーズ化に成功しているって事はどうやらジェラルド・バトラー軍団が収益面でも勝ち残ったと言う事になるんだろう。此処はやはりチャニング・テイタムより断然強そうだし制作費だってもの凄いって事がTV画面からでも推察出来る。

 

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”キングダム”はイギリス首相の突然の死去に伴い世界各国から首脳がロンドンへ乗り込んで来る。その首脳陣を一気に吹っ飛ばしてロンドンをも爆破してしまうと言う何とも物騒なテロ組織の復讐劇だ。冒頭は武器商人兼テロ屋のアミールが自身の家族を一斉にアメリカのドローン攻撃で失った事に根に持ってロンドンへ攻撃を仕掛けるのだが市内の警備、警察、それに市の職員等々を自分の味方につけているって設定がスゴイ。

 

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大統領の警護官として同行して来たマイク・バニング(G・バトラー)が孤軍奮闘、大統領を守り抜くと言う前作と同じ設定だ、。まあ殆どがCG合成撮影で爆破場面から銃撃シーンまで、更にはロンドンの街並みが壊されて行く場面まで実に派手にやってくれる。此処まで来るともう実写映画とは言ってもアニメと変わりがないんじゃなかろうか?まてまて、そんなアクション満載の映画だとしても皆さんちゃんと演技はしているのだ、それがアニメとは違うじゃん??