”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言”(11~13年)

この所ずっとイギリス、アイルランド、イタリア、フランス、デンマーク、カナダ、マジョルカ島、、、とまさに観光旅行に行っている気分で各国の犯罪捜査ドラマにハマっていた。何れも風光明媚な観光名所が出て来るしそれなりに主人公の刑事さん、探偵さんとそれを支える人達も魅力ある人たちばかりだ。

 

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もう見逃している番組はないかな、、と検索していたら”ボディ・オブ・プルーフ”と書かれたシリーズものが目に留まった。シーズン1の①とあるのでさてどんなか、、と早速再生してみたら、、;

まあ日本風に言えば検死官が活躍するものでずっとお気に入りの小説だったパトリシア・コーンウェル女史が描くところのケイ・スカーペッタ検死官の活躍がダブってしまいそのまま見る事に、。

そして気が付いたら結局、シーズン1の⑤話まで一気に見てしまった。舞台になっているのが珍しいフィラデルフィア、、あの映画”ロッキー”で一躍有名になった東部の街でニューヨークやDCにも割と近い。

シリーズ劇中いたるところで”ロッキー”を思い出させるロケ地も出て来るし背景にはフィラデルフィアを拠点としている野球チーム、フィリーズのポスターも出て来る。主演のミーガン・ハント博士を演じているのはダナ・デラニーで優秀な脳神経外科医だったのが交通事故で右手にマヒが残り、検死官として再出発した事になっている。

そのミーガンはシングルマザーでティーンエージャーの娘がいるが親権は別れた元夫の弁護士のパパにあり、思い道理に会う事が出来ない。検死業務で忙しいなかその娘との関係を修復し元の仲が良かった時期に戻ろうとするミーガン、、そして実母で街じゃ名士で通っているジョーン・ハント判事がこの優秀なミーガンに対して色々圧力をかけてくる、、そんな犯罪の裏側を描いたアメリカンな犯罪捜査モノである。

刑事陣にはバド刑事(ジョン・キャロル・リンチ)、サマンサ刑事(ソニア・ソーン)が扮し犯罪の捜査にあたりその他は検死官の研究所の脇役陣がミーガンをサポートしている。まあ犯罪に関しては如何にもアメリカらしくドン、バーン、ドキューン、、が多く自然弾道検証に始まって死因を特定するスタイル。

動機に関しては何処の国でも同じ、、妬み、嫉妬、金欲、物欲、復讐、、等々今さらだがそうじゃないとドラマにならないし、、。でもスピーディに50分で解決してしまうので気軽に見れる、。