”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ダブル・ジョパディー”(99年)

もう公開されてから22年が経過している、その時からこうやって原題をそのままカタカナ化していたとは驚きだ。一般的な言葉ではないが”Double Jeopardy”と言われりゃ英語圏の人達は”一事不再理”と知っている。

法廷用語で日本の刑事ドラマ等でも使われるケースがあるが既に処罰された”同一の犯罪については再度刑事責任は問えない”って事である。なのでもうチョッと邦題は判りやすいモノにして欲しかった。そうすれば国内でももっとヒットしたんじゃないだろうか?”ダブル・ジョパディー”はダメだよな、、何となくジョパディーと言われてもナンだか判りゃしないし語呂がコメディっぽくないだろうか?

 

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リビー(アシュリー・ジャッド)は夫ニック(ブルース・グリーンウッド)と幼い息子マティとの三人で幸せに暮らす普通の主婦だったが、ある日、ヨットで沖に出た際、ニックが転落、行方不明になってしまい残されたリビーは夫殺しという身に覚えのない罪で逮捕され、有罪となってしまう。

リビーは友人のアンジーにマティを預けて刑務所に収監されるが、服役中にアンジーはマティと音信不通になってしまう。

刑務所仲間の協力を得て2人を探し出したリビーは、驚くべき真相を知る。実はニックは生きており、以前からアンジーと不倫の仲だったため、リビーを罠にはめたうえで、アンジーとマティと一緒にのうのうと暮らしていたのだ。

リビーは刑務所仲間からアメリカ合衆国憲法修正第5条に定められた“二重処罰の禁止”の事を聞き、ニックへの復讐を決意する。6年後、仮出所したリビーは保護観察官レーマントミー・リー・ジョーンズ)の監視下に置かれながらも、復讐を決行しようとする。

 

っと言うお話なんだがレーマンは途中からこりゃどうもリビーはハメらたんじゃなかろうか?と疑うようになりリビーが元夫の居場所を探し当てる手助けもしてくれる。

最初リビー一家が住んでいた街並みがシアトルっぽく後半はニューオリンズが舞台だ。両方とも何度となく行っているので情景が懐かしい、最近の背景だと全く判らないだろうがこの映画が撮られた頃の街並みはしっかり記憶に残っている。

主人公は自分がハメられ復讐に走る訳だが、、それも憎きはニック、と洒落にもならないがその意思の強いリビー役をアシュリー・ジャッドが好演していた、。この映画の他にも”コレクター”(97年)、”ハイ・クライムズ”(02年)で同じような推理ミステリークライム映画に出ていてボクの好感度は高かった、、でもチョイ役で”エンド・オブ・ホワイトハウス”で大統領夫人をやるまでですが、、。