”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ロンドン警視庁コリン・サットンの事件簿” (19年)

AXNミステリーの解説によると全部ロンドンを舞台に実際に起きた事件を映像化しているらしい。その捜査の責任者を演じているのがコリン・サットン警部でその辣腕振りを買われて長官命令で捜査に抜擢された。シーズン1の一話は、、(一話が60分と短い);

 

2回の終身刑を言い渡された英国の連続殺人犯リーヴァイ・ベルフィールドを逮捕に導いた刑事コリン・サットンの捜査を描く。


本作は、2019年の年始に放送され、900万人以上の視聴者数を獲得した。また、視聴者数のみならず、英国アカデミー賞ウェールズ)では、主演男優賞、監督賞を受賞した。脚本は、「CSI」や「サイレント・ウィットネス」など数々のミステリー、クライムシリーズで定評のあるエド・ホイットモア、監督は最近英国で高視聴率を獲得し話題となっている「The Pembrokeshire Murders」や「ヒンターランド」のマーク・エヴァンスが手掛けた傑作である。最初はそれ程期待せずにちょっと見てみよう、、と始まったのだが、。

 

 

マーティン・クルーンズと言う俳優さんが主演のサットン警部を演じている。まあ何処にでもいそうな中年のおっちゃんなんだが実に鋭い、、部下への指示も的確だし時には有無を言わせず厳命するケースも、、。しかも地道に捜査に当たりこの辺は実際の捜査はこんなに地味なんだろうな、、と思わせる程にリアルである。

 

殺人事件の容疑者を割り出すのに”白いバン”が目撃された、、と言うだけで何万台も市内に登録されている白い車両を探し求める。街頭のカメラから路上に設置されている数千台のカメラを駆使して署員が捜査に従事する様子は何やら日本の捜査一課長殿の雰囲気だがあんなに規律正しい訳じゃない、、むしろ個人が反発もするしこんな捜査は無駄だ、、っと進言して来る部下もいる。

 

でもこのコリンは信念を曲げずひたすら決めた事を実行し真犯人逮捕にまい進して行く。他のイギリスのミステリーものと違い一話が60分で終わってしまう、、なので次回は一週間後とお預けを食ってしまう。やはり録画して撮り貯めたものを一気に見る方が性に合ってるかも知れないなぁ~、、。