”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

縁の下の力持ち

その昔、社会人としてホテルマンデビューした時、と言うか最後の面接で当時の担当常務から”○○クン、ホテルってのは見かけほど派手な職業じゃないんだよ。我々はあくまでも裏方さんに徹し、決して表舞台に立つ事なくお客様の為に骨身を惜しまず365日黙々と仕事に励むのが本当の姿なんだよ、、”さほど深刻に聞いた訳ではないのだがそれからの20年、そして転職してからの10年とホテル業界に在籍していた間はその言葉を決して忘れる事なく、家内には殆ど馬鹿にされる程の律儀さで実践して来た。
 
 
 
ご本人がそれを好きかどうかは判らないがイメージ 1
 
その職業倫理、スタイルを貫いているのがこの女優さんである。名前はゾーイ・ベル、、ご存知の映画ファンはかなり本格的な”シネキチ”だろう、、実は彼女は有名なスタント・ダブルである。
 
これまではアクションを中心に長身の女優さんのスタントをやっていてタランティーノ監督に認められ”キル・ビル”シリーズではユマ・サーマンのダブルやシャロン・ストーン、そしてスタント・ウーマンとして決してタイトルロールに名前が出たりアップにはならない場面で数多くの作品に出ている。ニュージーランド生まれの32歳である。
 
その彼女が始めて主演を演じたのが”Angel Of Death”と言う映画だが日本では劇場公開には至らなかった、、。残念ながら映画自体の評価も低く多分本国アメリカでも有線に流されたのではないだろうか、、。
 
女殺し屋を演じる彼女がある仕事中に重症を負ってしまう、しかしその怪我をする間際に已む無く叫び声を上げる娘も殺してしまい怪我が完治してもその場面がトラウマとして残ってしまう。他人には見えない瀕死の娘が目の前に現れたりで殺し屋としては仕事にならない、そこで何でそんな娘がいる男をやらなきゃいけなかったのか開けてはいけない箱を開ける具合に真相を探る事に、、。と設定はよろしいし彼女のアクション満載でこれがタラちゃんかルック・ベンソン監督ならもっと魅力的で面白い映画になってたかも知れない。やはり裏方に徹していたほうが良かったのかも、、でも未だ若いし次回はもっと良い作品に巡り合えるだろう。アップにも耐えられるし容姿はなかなか、、凹凸も立派だしこれからも強い女性を演じ続けて欲しいものである、、。
 
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ここまで書いたら最初のプロローグが何かこじ付けに見えてしまう、、でも折角書いたからそのままにして置こう、、。じゃせめてエピローグで締めようか、、。
 
一 長髪はNG,指の爪はちゃんと短く手入れを怠らない。
一 食後の歯の手入れ、口臭チェックも忘れずに、、。
一 結婚指輪以外の装飾品は一切ダメ。
一 Yシャツは毎日取り替える、場合によっては夜用も用意。
一 制服は毎日プレス、ネクタイも毎日替える。
一 二日酔いは職場放棄とみなす。
一 お金の受け取り、計算は必ず繰り返す、、。
一 電話の応対はベルが3回鳴る前に、、。
 
、、、、とまあ延々と続くのでありました、、怖いもので若い時に学んだ事はこの歳になっても抜けないのです、、(泣)まあ今でも実践しているものを書いたまでですが、更に炊事、洗濯、掃除と別項目が加わると我が家の十か条になります、、。