”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

この子は4年生、って事は僅か10歳か?

イメージ 1まったくそんな趣味はないのだが何とも愛らしい子じゃないですか。その映画はエディ・マーフィがパパをやる”Imagine That”、(02年)。邦題は”エディ・マーフィの劇的一週間”何とふざけた邦題だ、、こりゃ。
 
映画は投資会社に勤務するシングル・パパのエディが子育てに専念しているが最近ライバルの出現でなかなか娘、オリビアの面倒を見る事が出来ない。今日も幼稚園で叫び出す始末、仕方なく引き取って会社へところが大切な書類はバラバラ、落書きでプレゼンは散々な出来、しかもあろう事かオリビアが落書きした内容が現実に起こり書かれている内容で事業を行っている会社の株価が大上昇。夜になってオリビアに何でそんな事が判ったのかと尋ねると空想のなかに出て来る王様とそのお姫様が色々と教えてくれるのよ、、そこでパパもオリビアが一時も放さず持っているタオルを抱えてオリビアの空想の世界を訪ねるのでした、、。
 
まあ最後は投資会社で支社長の役目を仰せつかりオリビアのソロ発表会にも間に合ってめでたしめでたし、映画としては他愛のないものだがこの子、ヤラ・シャヒディと言ってイラニアンとアフリカ系アメリカ人の混血、撮影当時僅か9歳だ、、。まあぶっちゃけ3歳くらいからちゃんと喋り始めるとして英語を喋りだして僅かまだ5年ちょっと、、それがまあエディ・マーフィを向こうに回して凄いもんだ、、ソロでビートルズの曲を歌うのだがおっさんは13-14歳の時、100時間くらい聞かないと理解出来なかった、、幾ら英語のDNAを受け継いで英語の社会に生まれたとしてもそんなに才能に違いがあるもんだと愕然としてしまった、、。勿論映画のなかでの話しだが、しかしどう転んでもかなわない、、こちとらもう半世紀も英語を喋っているって言うのに、、、。
 
イメージ 2これは最後のシーン、ママと空を見上げるヤラ嬢だが英語だけじゃなくその愛くるしい表情とあどけない仕草、でもちゃんとカメラを意識している、、このまま行ったら凄い子役、いや女優さんになるんじゃないだろうか、、。子役から成長して立派な俳優さんになるのは大変に困難だしかって道を誤った子役はゴマンといる。
 
エリザベス・テイラーライザ・ミネリにそのママ、、女優さんの方が成功する可能性は高いかも知れないが5-6年するとこの子もすっかりティーン・エイジャーだ、果たしてどんな映画に出ているのか楽しみだな、、。