”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

リーアム・ニーソンのお帰りだ

2年前に”96時間”、(原題”Taken”)でパリへ旅行中に何者かに連れ去られた我が娘を探してハードボイルに徹した父親役を演じたおとうさんが帰って来る。今度は自身が何かの陰謀に巻き込まれて、、。
 
イメージ 1これは公開時に使われたポスターに代わって後日、映画で彼の凄味あるセリフが大ヒットした為にそれをバックにモチーフとして使用したものである。娘がパリのホテルから誘拐され初めて犯人たちと娘の携帯電話を通じて会話するシーンである。
”I Don’t Know Who You Are”でもし今、娘を離せばこの事は水に流す、しかしもし解放しないなら、、
”I Will Find You” そして ”I Will Kill You”、、と続くシーンでこのやり取りは近年の名セリフとして有名になった。
 
この怖いおっさんが帰って来る、そしてその題名は今度も至って簡単に”Unknown”、、邦題はまだらしいが早い話、”不明”である。
 
イメージ 2最も続編でもないし監督、制作会社も全然違うのだがキャラクターとしては同じような強いおっさんの設定、、。
 
ベルリンへ旅立つ夫婦、ところが乗ったタクシーが事故を起こし彼が意識を取り戻すとそこは病院、何と4日間も意識不明の状態とか、、おぼろげな自分の記憶を頼りにやっとの事で奥さんを探し当てるのだが彼女からは”アンタ誰、、?”事故以前の名前もパスポートも全て失くしていて自分である事を証明も出来ない、、、こう書くとヒッチコック爺の得意の分野だがそれから陰謀渦巻くなかでの大活躍と展開して行く、、ようだ、、。
 
何せこの人は大柄で身長が193cmもある。現代劇では周りと釣り合いが取れないので監督やカメラマンは苦労するのだがこの押し出しのよさと渋さはおっかないくらいでこんな役は適役だ。残念ながらこの手のハードボイルな役柄は近年になって出るようになったので10年くらい若けりゃ007の向こうを張ってもっともっと人気が出たかも知れない。
 
これがその予告編;
 
 
先の”96時間”とは全然接点もないが何となく自身の中では続きのような気がしている、、。此方では今月公開になる、、こりゃ行くぞ、、。