”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

リズ・テイラー、、”星”まさにスターが散った

映画ファンならこの人を語らずして映画のハナシは出来ないだろう、、。その芸暦は古く子役時代からずっと銀幕に君臨、結婚離婚も何と8回繰り返した”スター”である。イメージ 1
 
ハリウッドで活躍した生粋のアメリカ人と思われがちだが生まれはイギリス、まあ両親はアメリカ人なので正確にはイギリス生まれのアメリカ人か、、。10歳になる前にロス・アンジェルスに移住、そして映画”家路”(42年)でデビュー、それからは半世紀を優に越して名実共に映画スターの道を歩んでいく。
 
夫々に思い出深い印象ある役柄を演じ誰にも好きな一本くらいはある。膨大な制作費を掛けた”クレオパトラ”(63年)は31歳で一番輝いている頃だがこんな大掛かりな史劇よりその前年に撮った”バターフィールド8”や”熱いトタン屋根の猫”、”予期せぬ出来事”などの脚本の良さで見せる映画が似合っていた。
 
リチャード・バートンとの二度の結婚は有名だが最初は18歳でコンラッドヒルトンJr、僅か一年ちょっとだったが、、。晩年イギリスのBBC制作のドキュメンタリー番組で”一体あの頃は誰と結婚していたのか、、”自分でも判らないと告白していたのが印象的だった、、。一時代を築いた女優さん、その舞台の去り際は若くしての事故、病気、スクリーンの印象をそのまま残して去っていくか”えー、こんなになっちゃったんだ”で去っていくかそんな事はスターと言えども選べない、、それも運命か。我々だってそんな選択は出来やしない、、何時の頃だったのかこの画像の時代が一番印象深く好きだった頃である。この表情が永遠だ。
 
今朝の”クリエーメール”と言うクイーンズランド州で発行部数一位を保つ新聞紙上の一面。
 
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