”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

野生に生きて

久し振りに劇場公開が待たれる映画に出会った。原題は”Born To Be Wild”、、邦題の担当者、まさかそのまんま”ボーン・ツー・ビー・ワイルド”何てやらないだろうな???
 
Imaxが3Dで制作した完全なるドキュメンタリー映画である。ナレーションはモーガン・フリーマン、出だしは”人類がこの地球に生を受けてどんどん進化を遂げた、、その環境下、数万種類いる動物たちは次第に森林、平原、荒野などの居住地が狭められてしまった、、”とあの重厚な声が語りかける。こりゃイントロだけで期待感一杯になる。プレビューではアフリカの大地からボルネオのジャングル、タイの奥地なども出て来るがどうも自然界からオチこぼれた動物たちを又、自然に帰してやろうと言うエピソードも含まれているような、、。
 
アメリカでは今日あたりからアイマックス・シアターで限定ロードショーされているが果たして日本公開は何時になる事やら、、こんな時節には格好の題材ではないかと思うのだが。
 
モーガン・フリーマンアメリカのテネシー生まれ、本来はディープ・サウスでかなりその英語の発音には特徴があるはずなのだが、、アチラでは”重厚で円熟味がある声”と評されぴか一の人気である。
 
この人のナレーションを聞くだけでも映画館へ出掛ける価値は大有りだと思う。映画は吹き替え派、、にはゴメン。そりゃ素晴らしい声優さんもいるし別に吹き替え編上映をどうこう言う積もりは全くないのだがこんな映画の場合は一体どう評価すりゃ良いんだろう、、まあ最初からモーガン・フリーマンがナレーションをやっているなんて知らなきゃそれでいいんだ。そりゃそうだ。まさか犬や猫は出て来ないだろうが久々に鑑賞意欲を大いに高揚させてくれる期待作である。