”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

洋画史に残る悪役

歴代の悪役から選出された50人だそうな、、選考元はアメリカのエンターテイメント・ウィークリーだす。
 
1.ダース・ベイダー/「スター・ウォーズ
2.ハンニバル・レクターアンソニー・ホプキンス)/「羊たちの沈黙
3.アーモン・ゲート(レイフ・ファインズ)/「シンドラーのリスト
4.ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)/「サイコ
5.レザーフェイス(ガンナー・ハンセン)/「悪魔のいけにえ
6.カイザー・ソゼ/「ユージュアル・サスペクツ
7.フレディ・クルーガー(ロバート・イングランド)/「エルム街の悪夢
8.ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)/「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
9.カーン・ノニエン・シン(リカルド・モンタルバン)/「スター・トレック2 カーンの逆襲
10.ゴラム(アンディ・サーキス)/「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ
11.T-1000(ロバート・パトリック)/「ターミネーター2
12.ダミアン(ハーベイ・スティーブンス)/「オーメン」(1976)
13.ハンス・グルーバー(アラン・リックマン)/「ダイ・ハード
14.フランク・ブース(デニス・ホッパー)/「ブルーベルベット
15.アントン・シュガー(ハビエル・バルデム)/「ノーカントリー
16.ジョン・ドゥー(ケビン・スペイシー)/「セブン
17.西の邪悪な魔女(マーガレット・ハミルトン)/「オズの魔法使
18.ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)/「シャイニング
19.クルエラ・デ・ビル/「101匹わんちゃん
20.アニー・ウィルクス(キャシー・ベイツ)/「ミザリー
 
まあ時代の流れなんだろうがダース・ベイダーがトップと言うのはどうなんだろう???おっさんの評価は絵文字の通りなのだが、、、このリストには抜けている印象深ーい忘れられない”悪役”は以下です。
 
イメージ 1これは憎きメッサラ、、若きローマ軍の将校、映画は”ベン・ハー”である。
 
旧友で大親友でもあったベン・ハーをその宗教観、生い立ち、軍への忠実さから更に自分がのし上がる為に理不尽な理由を付けて投獄してしまう、、アレほどに憎い演技は素晴らしい、、演じたのはスティーブン・ボイド。戦車競争ではあれこれと汚い手を使いベン・ハーを落としいれようとするが悪運尽きて負けてしまう、、しかも戦車に全身を挽かれ瀕死の重傷、、まさに手に汗を握る名場面、、現代のCG技術がない頃の映画としては映画史上に残る映画だし悪役振りであった、、。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
そしてこのおっさんは”ファットソー”(デブ)軍曹である。映画は”地上より永遠に”、、フランク・シナトラ扮する営倉送りになったアンジェロを痛めつけ、痛めつけ、何も告白する事はないのに拷問攻めにする憎き軍曹役のアーネスト・ボーグナインである。
 
もう完全にサディスト的な役柄で痛めつけて楽しむ役どころ、、しまいにはボクシングをやれと迫られ拒否をし続けるリー・プルーウィット(モンゴメリー・クリフト)から親友アンジェロの仇をとられるのだがこの軍曹のナイフの一突きが致命傷になってしまう、、。
 
 
 
イメージ 3
 
最後はこの人を語らずに”悪役”ランキングは終らないだろう、、。黒ずくめの殺し屋ジャック・ウィルソン(ジャック・パランス)である、、映画はこれまた西部劇史上忘れられない名画”シェーン”、。
 
映画は終盤、街のボスに雇われたジャックとシェーンが酒場で対決する。2階から、バーの片隅、バーカウンターの向こうからと狙われ必死に対峙するシェーン、最後に残ったこの殺し屋が撃とうとした瞬間、隠れてシェーンを追って来たジョーイくんが”シェーン危ない”と叫ぶ、振り向きざまの一瞬、この憎き殺し屋を倒してジョーイが”Shane Come Back!!”と呼びかけるなかを一人馬上の人となって去って行く、、、。
 
 
映画を楽しんだ時代によって夫々に忘れられない悪役がいると思うのだが幾ら古くてもこの3人はどうしても外せなかった、、勿論上記リスティングの太字悪役だって忘れられないのだが、、、。