”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

頂点を極めた男優を各国から選ぶと、、フランスはアラン・ドロン、、

イギリスからはショーン・コネリー、イタリアはやはりマルチェロ・マストロヤンニ、、、アメリカは同世代から選出するとなると、、ゲーリー・クーパージョン・ウェインはチト古いし、ジェームス・ディーンやモンティ・クリフトは出演作品が少ないし、、マーロン・ブランドクリント・イーストウッドあたりに落ち着くのかな??
 
ブロ友のfpdさんにかなり大きく誘発されているしやはり我等、団塊の世代では先ず最初にこの人を語らずして映画は語れないだろう、、そうアラン・ドロンである、、。思えばデビュー作が56年、35年生まれなので当時21歳、それからあれよあれよで我々に圧倒的な印象を与えてくれたのが”太陽がいっぱい”(60年)、当時25歳である。
 
単に”美男”と言う枠では収まらない典型的なフランスの俳優さん、同時代にはイブ・モンタン、ジャンポール・ベルモンドモーリス・ロネ、、個性的で印象深い男優さんが沢山いたのだがドロンは日本でのプロモーションが抜群に巧かったのだろうがずば抜けた人気だった。
 
58年”恋ひとすじに”でロミー・シュナイダーと共演、僅か23歳の頃である。そりゃおっさんだって断言出来るがその頃は若くて好青年だった、、もう殆ど”映画館で映画を見るのは初めて”くらいの頃なのでその印象たるや、男子がアラン・ドロンを夢にみちゃマズいがこの頃に銀幕に憧れを抱いたものである。そこで殆ど彼の主演作品は見ているのだが独断と偏見で好きな作品を、、;
 
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これはミケランジェロ監督の”太陽はひとりぼっち”、共演はモニカ・ヴィッティ、、、ミーナのツウィストに乗って綴られた不毛の愛、、、はっきり言って最初見た時には何が何だか判らない映画だった、、でも印象はしっかり残っている。後年何回か見るうちに監督の感性が判ったような、、。自分でも経験して初めて理解出来るというケースもあるんだ、、と言う典型的な例、、、かな?
 
 
 
 
 
 
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これはパリを舞台にアラン君が籠のカナリアと生活する孤独な殺し屋を演じた”サムライ”、(67年)である、、。年齢的にも一番乗った頃、メルヴィル監督が冴える、、この映画は多分にハリウッドを意識した作風だが一種独特のメルヴィル・ワールド、、、これは絶対にアメリカンには真似は出来ない孤独感一杯の映画、アメリカ風のハードボイルドやニュー・シネマとは又、距離を置いた素晴らしい映画である。
 
 
 
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御大ジャン・ギャバンと共演した”地下室のメロディー”(63年)である、、、。ヴェルヌイユ監督が冴える、冴える、、、。長年のおつとめから解放されたシャルル爺(ジャン・ギャバン)がチンピラ、ドロンと組んで最後の強奪を、、モンテカルロのカジノである。
 
これはフランス映画史上に残る映画と言っても過言ではないだろう、、。犯罪モノではあるが緊迫感と想定、それにこの二人、、モノクロじゃなきゃダメだ、、と言い切れる秀作である。素晴らしい映画だぜ、、。
 
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そしてやはりこれ、、これは語らない訳にはいかない。60年のルネ・クレマン作品”太陽がいっぱい”である。原作はパトリシア・ハイスミスと言うアメリカ人の女性作家である。初版は55年、トム・リプレイを主人公に据えたサスペンスなのだがこれをフランスで映画化(珍しいケース)それが世界的ヒットとなったレア・ケースである。
 
最初に書いた長編小説が”見知らぬ乗客”(50年)でこれは後年ヒッチコック爺によって映画化されている。
 
そんなで思いつくまま4作品を選んでみたがこれ以外にも大好きな作品は
冒険者たち ”(67年)
さらば友よ ”(68年)
黒いチューリップ”(63年)
山猫 ”(63年)、、、、、などなど沢山ある。この時代60~80年代後半までその殆どを映画館で見せて貰ったしおっさんが映画史を語る上で欠かせない俳優さんである。