”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ジュディ・デンチの最新ニュース

一昨日のロンドンからのニュースでデイム・ジュディは;
 
mácular degenerátion (黄斑変性:網膜中心部の黄斑が変性し,視力の鮮明度が低下する) であると公表された。77歳だがその演技力、影響力、舞台や映画での活躍、各賞の受賞はもう書ききれないほどある。その当人が現在この試練に立たされているのだ。台本が読み難い、暗いレストランでは相手が誰か判らない、、らしいが将来的に視覚を失くす事はないと記事は結ばれている、、。
 
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デビューは57年、シェイクスピア俳優として舞台に立ったのが初めて、実は当時”ロメオとジュリエット”のジュリエットを演じている。その頃の写真はないかと探しているのだが、、ご本人にでも頼まないとダメかも知れない、、。
 
ハムレット”ではオフィリアを演じ、”マクベス”ではレディ・マクベスと言う風にリード・ロールを演じて来ている。映画界へのデビューは64年頃だがイギリス国内では知名度、評価が高くとも決してワールド・ワイドの人気女優さんと言う訳ではなかったようだ、。
 
95年にはヒットシリーズ007で初めてボンドの女性上司役Mを演じ一挙にワールド・ワイドへ、、その翌年には”ハムレット”でハクバを演じ、97年には”クイーン・ヴィクトリア/至上の恋”で一躍その名前を知られるようになった。この映画ではビリー・コノリーを相手に夫のアルバート公を亡くし悲観に暮れるヴィクトリア女王を演じ
各賞を総なめ、、映画も素晴らしかったが原題が”Mrs. Brown”となっているように心だけがMrs.Brownに向かって揺れ動く、まさに真に迫る演技を見せてくれた。
 
その後の活躍は周知の通りで今年は007の新作にもMとして再登場する。これからも長く活躍して欲しいおっさんが現在一番気にしている女優さんである。年上の俳優さんでこんなに好きな人は珍しいのだが、、、。