”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”新・午後四時の映画祭”、

イメージ 1先日fpdさんの”ブログ888,888達成記念でニア・ミス&健闘賞”として遥々送って頂いたDVDとホンモノの”新・午前十時の映画祭”のパンフレットです。
 
”第三の男”は制作されたのが49年、もう64年も前だがこれまでちゃんと”通しで”見た事がなかった洋画ファンとしては”fpdさんに失格だよ”と言われそうなのだが今回、救いの手を伸べて貰った。それを早速我が家では”午後四時”、、日曜のこのくらいの時間帯が一番邪魔が入らない、、でメシ抜きで鑑賞。
 
実はオーソン・ウェルズが主演だとばかり思っていたのだがジョセフ・コットンだった、、それに女優さんがアイダ・ヴァリ、、この女優さんは長い間、例の”シネマ・パラダイス”の最後フィルム・クリップが沢山紹介される場面で一挙に胸を肌蹴る人だとばかり思っていたのだが違っていた、あちらはドリス・デュランテと言う女優さんでそれが誰かと判明するまでに3年が経過してしまった、。
 
そしてこの”第三の男”、戦後すぐのウィーンを舞台にした傑作、監督はキャロル・リード、やはり思惑通りの素晴らしい映画だった。印象深いアントン・カラスの音楽を耳にしながらどっぷり浸かった104分、やはり映画はこうじゃなきゃいかんぜ、、。プロット、舞台、脚本、撮影、演技、、、モノクロだが全くそれを感じさせない、むしろ色がない方が緊迫感が倍増するんじゃなかろうか、、しかもこれが60年以上も前に撮られたとは、、。
 
fpdさんありがとう御座いました。DVDを送って貰っていなきゃなかなか見るチャンスはないだろう、、TV放映だってこれまでなかったしFOXのクラシック・チャンネルでもこれは未放送じゃないかな、、。これで一昨日のマーロン・ブランドヴィヴィアン・リー主演の”欲望と言う名の電車”に続いて名作が二本、それに今日は”駅馬車”、、リメイクの方でアン・マーグレット主演、と言ってもそれももう66年制作なので47年も前の映画だ、、”新・午後四時の映画祭”にふさわしいラインアップじゃなかろうか、、。