”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ゲッタウェイ”、、3回目のリメイク

原題は”The Getaway”、、”逃亡”とか”逃走”なんだが一般的に会話の中では避暑地や隠れ家に逃げ込む、、みたいな使い方をする。そのままカタカナ表記だと”ゲタウェイ”、、下駄を履いて逃げるみたいだが、。
 
オリジナルは72年、サム・ペキンパー監督でスティーブ・マックイーンアリ・マッグローが夫婦役で主演したものでこれはもう名作と言ってもよいだろう。当事の映画としては暴力シーンなどかなり衝撃的なシーンが続いたしカー・スタントもマックイーンを意識したのか派手な演出だった。
 
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この映画が縁結びだったのかこの二人は実生活でもその後結婚、73年から78年と短い期間だったが正式にハズバンド&ワイフだった。
 
そしてタイトル、配役名もそっくり同じでリメイクされたのが94年、今度はアレック・ボールドウィンキム・ベイシンガーが主演の夫婦を演じた。それが又、奇妙な事にこの二人も実生活で結婚、93年から02年なので映画の制作時には結婚していたのかも知れないな、、。
 
イメージ 2ストーリーも全く同じ、少しは設定を変えても良かったんじゃないかと思ったものだが、、でもこれもオリジナルは超えられなかった。
 
端的に言えば刑務所帰りのドクが事の真相を探り出すと言うお話なのだがその前に自分が何故予定より早く刑務所を出る事が出来たのか、、その辺りの謎解きが冒頭の30分、。
 
イメージ 3これが先日公開された3本目のリメイク”ゲッタウェイ”13年度版である。
 
主演はイーサン・ホーク&セリーナ・ゴメス、、先の2本とは微妙に設定が違うそうなので果たしてリメイクとは呼べないかも知れない、、。
 
ブレント役を演じるのがイーサン、元レーサーだった彼がシェルビー・コブラムスタングを使い何者かに誘拐された奥さんを探し悪人と対決すると言う筋書きらしい、、スティーブ・マックイーンのオリジナルとはかなり設定も違うのではないかと期待しているのだが、。同じ設定じゃ絶対にマックイーン&マッグローには勝てないだろう、、とやっと製作者側も気が付いたのかな??