”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”Looper/ルーパー”

何だよ、原題の隣ににカタカナ表記して邦題かよ、、担当者、随分簡単じゃないか、恐らくそんなにヒットもしないと思って手抜きしたか??Looperとはループを作る、、”輪っか”を指しているのだがこの映画ではどうも違う意味らしい。主役はブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン・レヴィット、、、紅一点でエミリー・ブラント
 
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舞台は2044年、アメリカのド田舎町、カンサス・シティでタイム・マシーンが使われる時代。ルーパーと呼ばれる犯罪組織の”殺し屋”が未来から送られてくる”罪人”を始末するおハナシなんだが、、ジョー(ジェセフ・ゴードン・レヴィット)はある仕事で始末を依頼されたが送られて来たのが何と将来の自分、、ブルース・ウィリスだった。
 
其処までは結構本気で見ていたんだが30分くらいを過ぎる頃からもうナニがなんだが判らなくなって来た。タイム・マシーンが使われている時代なのに銃器は今から100年以上も前に西部で使われていたようなリボルバーだったり走っているピックアップトラックは今、その辺でも走っているようなヤツだ、ましてや服装は今と何も変わっていない、、タバコだって吸うし、ウィスキーだって飲んでいる、ダイナーのメニューも今と全く同じかぁ、、、。そんな箇所へ目がいっちまうともう白け鳥が、ワサワサ、、。
 
設定はOKだしオリジナリティもそれなりにあってIMDbでは評価も高い、若い世代の支持率かな?同じブルース・ウィリス主演のマイム・トラベルもの、ブラッド・ピットが競演した”12モンキーズ”(95年)と言うテリー・ギリアム監督の秀作があったがこれは超えられなかったかな。
 
何とか最後まで見るには見たのだが評価としては金返せ、、っかな。あっ、これは払ってないんだ、、、スイマセン。
 
口直しに違う映画を見よう、、、どうも最近は評価が極端に分かれる作品にばかり当たる、、そこそこに☆☆☆程度で充分なんだが、、もっとも此方が選んでいるのではなくて放映されるものを見ているだけですが、。