”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

最強のゴジラ誕生か、??

最初に東宝が映画化した”ゴジラ”は1954年、(昭和29年)なので戦後ももう大分遠くなった頃だ。今で言うところのゆるキャラ状態でぬいぐるみに人が入って大暴れしたものだ。そりゃ生身の人間が中に入って街を壊すのだからその労力たるは大変なものであったと想像出来る。
 
それから映画界は大変な進歩を遂げた。60年代にはそりゃもうシリーズ化されて一体何作撮影されたのやら、、確か今度は人類の味方になってしまう作品もあり子供たちのヒーローだったような、、もうその頃はガキ時代は通り越していたので一人映画館で座って見た記憶はない。
 
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こんな感じで最初遭遇した時はそりゃ怖かった記憶があるぞ、、普段通りがかる東京の有楽町とか日劇が潰されるのでかなり緊張して画面に見入っていたような気もする。
 
84年には9年ぶりに”メカコジラの逆襲”と言うのが制作されそのまた5年後には何と16作目が制作されたそうだ。
 
22作目の”ゴジラVSデストロイア”で遂にゴジラもお陀仏、、これが最後の作品で今度は海を渡りハリウッド版が制作されたのが98年度版の”ゴジラ”、、これはローランド・エメリッヒを監督にマッシュー・ブローデリックやジャン・レノも出たのだがその出来はけちょんけちょんに言われ我々往年のファンをがっかりさせた。何が悪かったと言われても困るのだがやはりゴジラらしい不気味さ、凶暴性、圧倒的な破壊力に欠けていたような、、それでいて結構賢くて下水に入り込んだり今度は何匹もミニ・ゴジラが出て来て走り回ったり、、、、クライマックスはニューヨークのスポーツの殿堂、マディソン・スクエアー・ガーデンってのもおっさん世代ファンには腑に落ちない設定だった、、。
 
そして時は流れて2014年、遂に今年5月に再度ゴジラが復活する。その予告編がこれ、、、僅か2分少々にエッセンスが凝縮しているような気がするしナンともそのゴジラじゃなくて映画のスタイルや雰囲気が良い。
 
 
こうやって予告編だけを見て”おー”と本編を見たくなるケースは少ないのだが、、そう言えば”パールハーバー”(01年)の予告編は大変に良い出来だった記憶がある、、すっ飛んで本編を見に映画館へ駆けつけたのだが、、帰り道はいたくがっくりしていたのを思い出した。今度はそんな事になりませんようにゴジラに祈っている、、。
 
なんと言っても姿の見えない不気味さ、圧倒するその大きさ、破壊力、、そして人類はどうやって対処し街や市、そして国の破壊を止められるのかこの辺りが丁寧に描かれないと困るぜ、、。5月公開と言う事はもうとっくに撮影は終わり編集の最終段階だろう、、音付けも手直し中でこの過程で監督の技量が十二分に発揮出来れば、と願っているのだが、、。ガレス・エドワードと言う監督はこれまでCGや視覚画面作りの専門家、長編映画の監督は殆ど”お初”ってのが気になるのだが、、まあ何ら過去の手法に拘らずに勝手に画像作りに専念したほうが良い結果が出るかも知れない。
 
何せ我らが渡辺謙さんも重要な役どころらしいしジュリエット・ビノッシュも出ている。何せこのYoutubeのトレーラーも再生回数が1千万を軽く突破、それだけ世界中の映画ファンの関心も高いと言う証拠ではないだろうか、、2014年度版が大化けするか、、大いに期待してますよ。