”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ティアジャーカー、、

先日長年お付き合い頂いているブロ友のやまちゃん(私が勝手にそう呼ばせて貰っている)ことやまねんさんが書かれていた記事; http://blogs.yahoo.co.jp/tpghh624/trackback/38849/16405198  チャンプ  1979年
はもう”Tear Jerker"(直訳すれば”涙を絞り出させる”)と言うお涙頂戴の横綱ではないだろうか?
 
 
79年の公開だが若いジョン・ヴォイド、それにフェイ・ダナウェイ、、そしてシュローダー坊やの演技に泣かされなかった映画ファンはいないハズ、そこでふと思ったのが歴代”ティアジャーカー”にはどんなモノがあるだろう??”チャンプ”が来たら、、その次は、ウンっ?ダメだ思いつかない、。皆さん色々がご意見があると思うので此処は独断と偏見で、。
 
記憶の新しいところから見るとやはりこれ;
 
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映画館でこれほど全編に渡って泣かされたケースはちょっと記憶にない、、そりゃ”ひまわり”や”ティファニーで朝食を”のように最後でホロリとさせられる映画はあったがこの”戦火の馬”には完全にやられた、、ティッシューとかハンカチじゃなくてタオルが欲しかった、。予告編を映画館で見た時からこりゃやられそうだな~、、と言う思いがあったのでこっそり一人で見に行ったもんだ。
 
それともう一本、ちょっとどころか大分古いのだが”地上より永遠に”、、これは戦友フランク・シナトラの死を偲んでモンティ・クリフトが兵隊宿舎の庭先で一人消灯ラッパを吹くシーン、、これには胸が熱くなった。その場面だけでは”涙”の源にはならない、、プルーイット軍曹(M.クリフト)はプロから誘われたほどのボクシングの選手、それが軍隊長に自分のチームに入ってくれと請われるが断り続け、散々兵士仲間からはイジメに合う。そんな彼を親友のアンジェロは何時も街へ繰り出す際には付き合い、唯一の飲み仲間だ。それが古参の軍曹に小突かれ結果死に至ってしまう、、そんなアンジェロを思いながら吹くトランペットである。
 
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この映画はもう長きに渡って毎年のように見ているのだがそれでももう涙腺が自然反応に勝手に作動する、、いっそもう泣かなくなるまで見続けてやろうと心に誓っている。
 
この他にクリント・イーストウッドが愛犬をお隣に家に預けに行く場面、、ありゃもう完全に”ティアジャーカー”じゃなくて”ティアバスター”状態だったっけ、、映画は”グラン・トリノ”。
 
実はもう一本、これは最初っから最後まで泣き通しだった映画がある、、。
 
 
 
 
 
この映画はもう完全に”実話”状態、、どのシーンもどんな仕草もそのままの思い出、、下の娘に”父ちゃんは見ないほうが良いよ”と言われ結局映画館には行かなかったのだが後年こっそりもう大丈夫だろう、、と高を括って見てしまった。
 
情けない事に、、これがこの半世紀一番泣きながら画面に魅入った映画かもしれない、。
 
 
 
 
 
 
 
 
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