”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ラスト・ミッション”は”ノンストップ”で、、

ちょっと映画を見る気力も萎えていたのだが最近のアクション映画二本が有料配信されたので久し振りに連続で二本を、、”ラスト・ミッション”はケヴィン・コスナー主演、原題は”3 Days To Kill"(14年)、もう一つはリーアム・ニーソン主演で”ノンストップ”、、”NonーStop”(14年)だ。
 
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”暗殺指令3日”でも良いんじゃないかな、、確かに”ラスト・ミッション”には違わないのだが最近邦題に原題とは違う英語を充てているケースが多いような気がする。そんなにカタカナ表示しないと”売れない”のか??それとも時代の流れで映画のタイトルはカタカナじゃないとダメなのか??
 
第一今の若い世代には主演のケヴィン・コスナーはもうおじいちゃんじゃないかぁ??55年生まれだからもうそろそろ還暦だし、、もう一本の”ノンストップ”はリーアム・ニーソン、、彼は52年生まれなので還暦は越している。しかしお二人共元気いっぱい、、無難にアクションをこなしての大活躍には目を見張らせる、、。
 
このケヴィン・コスナーは余命数ヶ月を宣告されたCIAの凄腕現場担当官、、その彼が辣腕振りを買われてテロリストの親玉退治に抜擢される。その見返りに未承認の特効薬を注射して貰える事に、、この良薬のお陰で寿命が伸びると言われりゃそりゃやるっきゃない。
 
いやいやながらも暗殺仕事を引き受けて指定の3日間でテロリストを抹殺する約束を、、、その間に別れた奥さんや娘が絡んで来てああでもないこうでもない、、と言うアクション編、舞台はパリ、、、其処まで見て気がついたやはり脚本がルック・ベンソンじゃないか、、。とまあ全編ルック・ベンソン節に終始するお話でした。
 
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こっちの”ノンストップ”はそのままタイトル通りにノンストップアクション編、。国際線に乗るリーアム・ニーソンアメリカの機内警備マーシャルと言う捜査官、やはり結婚に失敗、幼かった娘を亡くし今はアル中。
 
それがロンドン行きの機内で一大事件が発生、やむなく対処する事に、、と言う”ダイハード”シチュエーション映画。問題なのは姿の見えない犯人から身代金を要求され航空会社は支払いに応じる事になるのだが何とその振込先の口座が彼の名義。
 
一挙に不審感が広がる地上組本社と航空機を操縦するパイロットや乗務員たち、、本当に彼が仕組んだ事なのか、それとも真犯人は別にいるのか、、。こんな感じで乗客150名全員が怪しくなって来る、ミステリー仕立て。派手などんでん返しって訳でもないのだが”ちょっと驚く為五郎”くらいで結局何人かの犠牲者を出してしまうものの悪戦苦闘のすえ一挙に真相解明へ、、、。
 
リーアム捜査官の隣の席に座るのがジュリアン・モーア、、”羊たちの沈黙”でクラリスを演じたジョディ・フォスターの後、”ハンニバル”(01年)でクラリスを演じた頃とは印象が大分変わってしまったがこの映画では割と良いところ取りの役柄でした。
 
こうやって二本立て続けに見てしまうとその評価は歴然とする。プロットの良さや現実的な捜査方法、、その他を考えるとやはりこの映画ではそんなに強くはないがリーアム・ニーソンに軍配を上げるしかないだろう、、。しかしまあどの映画でもヒーローはみんな離婚歴があってアル中で、、娘や息子に思いを馳せている。結婚生活が円満で家庭も上々な場合は主演は張れないって事か?
 
今回、FOXさんに払ったのは夫々5.50ドル、、その代価で評価すると”ラスト・ミッション”はマイナス1.50ドルで4ドルかな、、”ノンストップ”はプラスの2.50ドル、、っで8ドルのシニア料金を払って映画館で見ても良かった、、。
 
 
 
 
 
 
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