”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

遠藤周作の”沈黙”が映画化



最初に原題の”Taken"(拉致)に”96時間と付けた担当者、困っているんじゃないか?何せ”2”があってその後”3”も出来たそうな、。
 
主演はリーアム・ニーソンが強いブライアン・ミルズを演じる。最初はキムと言う娘が”拉致”され2では元妻が狙われ、、果たして今度は、と言うところだが来年早々に上映されるらしい。
 
しかしこのリーアム・ニーソン、ついこの間も飛行機に乗る連邦保安官を演じていたし来週は私立探偵、マット・スカダーを演じる。同じように強い役柄なのでこの”Taken3”はもう全部シリーズとして”5”くらいに勘定しても良いのかも知れない。
 
そんなアクション系の配役ばっかりだな~、、と思っていたらおっとどっこい、大変な事が判明した。来年公開される新作ではフェレイラ神父を演じると言う、、オイオイ、、ひょっとしてこれは実在したクリストファン・フェレイラじゃないか??するってーと原作はあの遠藤周作??それは”沈黙”だぞ、、。っで調べて見るとやはりそうだ、しかも監督がマーティン・スコセッシ、長年映画化の構想を練っていたとかで撮影は台湾でそろそろ始まるらしい。そして更に驚く事が、、重要な役どころで;
 
井上筑後守渡辺謙 キチジロー: イッセー尾形
 
となっているじゃないか。こりゃ楽しみが増えたぞ、。早速原作を読み返そうかとアマゾンさんにアクセス、その最中家内が”アナタ、何やっているの?””これを又、買うの??”と差し出して来たのが、、、;
 
イメージ 1なんじゃい、ウチは本屋かよ、、買わずとも書棚に眠っていたって事でした。その大筋は、以下ウィキから転載させて貰います。
 
島原の乱が収束して間もないころ、イエズス会の高名な神学者であるクリストヴァン・フェレイラが、布教に赴いた日本での苛酷な弾圧に屈して、棄教したという報せがローマにもたらされた。フェレイラの弟子セバスチャン・ロドリゴとフランシス・ガルペは日本に潜入すべくマカオに立寄り、そこで軟弱な日本人キチジローと出会う。キチジローの案内で五島列島に潜入したロドリゴ隠れキリシタンたちに歓迎されるが、やがて長崎奉行所に追われる身となる。幕府に処刑され、殉教する信者たちを前に、ガルペは思わず彼らの元に駆け寄って命を落とす。ロドリゴはひたすら神の奇跡と勝利を祈るが、神は「沈黙」を通すのみであった。逃亡するロドリゴはやがてキチジローの裏切りで密告され、捕らえられる。連行されるロドリゴの行列を、泣きながら必死で追いかけるキチジローの姿がそこにあった。
長崎奉行所ロドリゴは棄教した師のフェレイラと出会い、さらにかつては自身も信者であった長崎奉行井上筑後守との対話を通じて、日本人にとって果たしてキリスト教は意味を持つのかという命題を突きつけられる。奉行所の門前では、キチジローが何度も何度もロドリゴに会わせて欲しいと泣き叫んでは、追い返されている。ロドリゴはその彼に軽蔑しか感じない。、、、、、以下まだまだ続くのですが、。
 
この映画化、実は71年に篠田監督が岩下志麻を使いキチジローに岩松マコを配し合弁制作で撮られている。岩下志麻を使っている事から解釈が原作とは大きく違いフェレイラ神父には丹波哲郎が配役されていた。その日本の原作に今回はマーティン・スコセッシ監督が挑戦すると言う事になれば期待は高まるばかりだ。
 
”96時間”のアクション俳優が今度は日本通のフェレイラ神父へ、、リーアム・ニーソンがアクションを捨て1638年の日本を背景にどんな演技を見せてくれるのやら、。とりあえず今夜から原作を読み返してみよう。
 
 
 
 
 
 
 
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