”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

ブルータスお前もか!?

これは札幌に居住されているTさんが遥々送ってくださった”Brutus"12月15日の表紙である。このおっさんはティム・バートン、、ちょっと目には”うん、仲代達矢かっ?”と錯覚させられたのだが、、。Tさんには以前にもすっかり原田マハの虜にされてしまった文庫本”キネマの神様”を送ってくださったり映画好きのおっさんは何時も感謝に堪えない。決して札幌に足を向けて寝るような事は致しませんので、、拷問でもあるまいし南半球からでは逆立ちして寝る訳にはいきませんが。
 
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今回のテーマはモロ映画、、副題に”なにしろ映画好きなもので。”とあるように54人の著名人がシネマ談義に終始している。ジャンルは怪獣、ホラー、ラブコメ、クルマや名画座、、それに吹き替えに至るまで種々雑多、それにどの皆さんも喧々諤々、そりゃ十人十色だが色々な観点から”映画”と言う題材について語られているのが大変面白い。そんななかに”プロも注目する映画選びの情報源12”と言うセクションがあってそこではおっさんが2014年イチオシ映画としてランキングした”グランド・ブタペスト・ホテル”が著名人や評論家諸氏に取り上げられているコーナーがあった。日本でも評判が高かった事がこの記事からも伺えるのだが皆さん色々な観点からこの映画をご覧になっているようでそれを自分の総評と比較して興味深く読ませて貰った。
 
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映画美術なんて項目記事もあるのだが残念ながら昨今の邦題のつけ方みたいなテーマがなく最終的に”これで行こう”と意思決定するまでの配給元或いは宣伝部マン諸氏のご苦労も聞かせて貰いたかった。今の時代そもそも原題からして妙なモノや首を傾げるような具体性に乏しいものがあってそりゃ邦題には皆さんご苦労されていると思う。単にカタカナにすりゃ良いってもんじゃないのは映画関係者じゃなくても判ると思うのだが、、幾ら情報伝達はネットでとは言っても名無しのタイトルじゃ困るし”ナイトが夜なのか騎士”なのか”Loveが恋なのか愛なのか、、”、、或いは”ザかジかアか”、、そんな事だって疎かには出来まい。でもせめて英語の冠詞、間接詞や複数をそのまま日本語にするのだけはやめて欲しいと願っている。
 
昨今は字幕より吹き替えが主流とも聞くのだがおっさん世代としてはやはり俳優さんの声やセリフ回しも演技のうち、例えフランス語やイタリア語で何を言っているのか判らなくてもご本人の声はしっかり聞きたいと思うのだが、、。しかし何故かヨーロッパ諸国ではその昔から吹き替えが主流、パリの映画館でジョン・ウェインが立派なフランス語を喋っている映画を見て愕然としたもんだ、。
 
さて今日でお正月から一週間が経過、、でもまだ映画館へは行かれない、、昨日は二組の見学者がありどうも雰囲気としてはそろそろ、、と言う気もしないではないのだが、、油断禁物。さて晴れ間があるうちに外回りの仕事でもするか?
 
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