”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

いよいよ明日発表、、、BAFTA Goes To 、、、、

イギリス現地の2月8日、いよいよ英国のオスカー賞である第68回、BAFTA賞(British Academy Of Film And Television Arts)の発表がある。アメリカのオスカーがメディア総動員で延々4時間に渡り放映される(2月22日)一年に一度の”映画界の大祭典”とすれば此方はひたすら地味系だ。恐らく海外配信も限られているしアメリカのオスカーの前哨戦として捉えられている節もある。

しかし内容は至って濃くアメリカ版のようにステージ・ショー化された部分はない。あくまでもその作品の出来や俳優さんの演技を評価する事にポイントが置かれ映画界へ貢献した人達を称えたりする場面でもまったく地味だ、、これがイギリス人気質って事になるのか、、更に彼等のスピーチを聞いていてもアメリカ版のように関係者の名前を連呼して”サンキュー、サンキュー”と時間切れ寸前まで早口でまくし立てる事も少なく、、”えっ、もう良いのっ?”と逆に聞きたくなるほどに拍子抜けするケースもある。でも喋る”内容が濃い”んだな、、そんなBAFTA賞なんですが、。

2015年の作品賞としてノミネートされているのが;

Best Film

Nominees:

Boyhood (2014/I) (6才のボクが大人になるまで)
Birdman (2014) (バードマン)
The Grand Budapest Hotel (2014) (グランド・ブタペスト・ホテル)

となっていて前哨戦では圧倒的に”6才のボク”が強い、、既にゴールデングローブでも作品賞を受賞しているし下馬評では圧倒的強さである。それが発表の前日になりインターネットの映画サイトIMDbの投票では何と波乱が、、。

822人からの投票の結果なのだが”イミテーション、、”が284票でトップに躍り出ている。無論これはイギリス映画、、と言うファンの皆さんの肩入れもあるのだろうが”6才のボク”は244票で二位に後退している。以下投票の途中結果は、、”バードマン”148票、”グラ・ブタ・ホテル”が96票で”博士と彼女、、”が50票と言う結果である。さてこりゃ面白い結果だ、、圧倒的に強いと思っていた映画に対抗馬が、イギリスの意地みたいなものかも知れないがこの結果次第ではアメリカのオスカーにも影響が出るかも知れない。

するとアメリカの内面を深く抉った”アメリカン・スナイパー”だって可能性がゼロって訳でもなさそうだ。今年は候補になっている映画殆ど見ているので興味が尽きない、さてオレの見立てとオスカー評議員会諸氏との一騎打ちが出来るか??


イメージ 1
アメリカのオスカー爺に対して此方は”舞台の仮面”からモチーフが取られデザインされたようだ、。でもアメリカ人の彫刻家によって55年に製作されたとか、、、。






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