”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

セイビング・プライベート・サービィ

スピルバーグ監督、トム・ハンクスが主演の戰爭大作と言えば”プライベート・ライアン”だ、原題は”Saving Private Ryan"98年に公開されアカデミー賞にも11部門でノミネートされた。その原題をちょっと引用して今度は”Saving Private Sarbi"、、邦題はやはりモジって”プライベート・サービィ”はどうだろう??

実は原作はオーストラリアのサンドラ・リーと言う女流作家である。その主人公のサービィが昨日オーストラリアの全国ネットでも紹介されたのでそのひとコマを;


このサービィはメスの軍用犬、それも爆発物探知犬として訓練を受け国内では一番優秀とか。そのサービィが08年、アフガニスタンの戦地に派遣され任務を遂行中に行方知れずとなってしまい何と14ヶ月後にハンドラーだった隊員の必死の捜索により奇跡の帰還を遂げると言う誠にドラマチックな実話である。

こりゃもう映画化するっきゃないだろう、、、恐らく既にこの作者のサンドラさんの元にはハリウッドの大物プロヂューサーが押しかけているのでは、、??

イメージ 1

先ずこの原作を読むのが先決かな?早速アマゾンさんへアクセスしてみよう、、犬種はラブラドールの雑種らしいのだがオーストラリアでは良く空港内でも麻薬探知犬とかにビーグル犬を使ったり、大型犬は警察署にも配備されている。それに盲導犬に関しては先進国だし、、ワン子の出番、活躍の場は非常に多い。しかし相性や性格にも左右されるのでどんな犬種でも探知犬になれる訳ではないそうな、、。そんな環境でこのサービィは軍隊に所属、爆発物探知犬として訓練を受けている。

オーストラリアらしく動物愛護協会からはこんなワン子を危険極まりない戦場へ送り込むのはケシカラン、、と抗議活動もあったと聞くが21世紀の最新テクノロジーをもってしてもロボットやコンピューターでは爆弾物の検知は出来ないそうな、、やはりワン子の鼻が頼りって事になる。

イメージ 2これはアフガンの砂漠を背景に軍用機から降りるサービィ、実写らしいのだが配置された時なのか帰還する時かは判らない。

激しい戦闘中に敵に捕獲されたのか或いは自軍の基地へ戻ろうとして行方知れずになったのかも判らないのだがどうも怪我をしてその後アメリカ軍のパトロール部隊に発見されるまでは一切白紙、、その空白の14ヶ月に焦点を合わせ映画化は可能じゃないのかな?そう言えば”戦火の馬”は同じスピルバーグ監督の映画でお馬さんが主役だった、、今度はワン子を主役にしてアフガニスタンの戦場で行方不明の爆発物探知犬を探す、、そんな展開かな。さてハンドラー役の主人公は、、、”アバター”で脚光を浴びたサム・ワーシントンはどうだろう??

戦火が途絶えた殺伐とした砂漠、、戦闘では双方に負傷者が、、、そしてひっくり返った軍用トラックの損傷した荷台の網をかいくぐって一頭の黒いラブラドールが一目散に走り出して行く。そのサービィがひしと見詰める黒い目の先には幾度も一緒に戦火をかいくぐって来た懐かしい、サムが、、待っている、、The End、、、と最後の場面だけひと足お先に公開です。


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