”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

カニのクリームコロッケ

統の宿命対決、ヤンキースレッドソックス何と9回を終わって3対3で延長戦に突入、その決着がついたのか実に延長19回、、朝の9時から延々と3時半まで、、7時間に及ぶ試合だった。挙句に最後は一点もぎ取られヤンキースの負け、翌日は午後の1時からの試合なので恐らく選手は4-5時間くらいしか寝れないだろう、、しかし夜中の2時だっちゅうのに球場には大勢のファンが応援している、いくら金曜の試合とは言っても凄いな~、4月の序盤からこんな試合をしているんだから日本の野球選手より余程体力があるんだろう、、。

そんな試合を見たあとでこっちもぐったり、、でも黙っていても自然に腹はへる。

久し振りにカニのクリームコロッケが食べたくないかね?
アナタ、、一体何年オーストラリアに住んでいるんですか??
そんなものがあればとっくに食べてるでしょ、、。
そう言えばカニはあってもクリームコロッケに使えるような缶詰はないし大枚叩いてカニを一匹買わないとダメかも知れないなぁ~。

それにこのブリスベン広しと言えどメニューに提供しているレストランは皆無だ。これは断言出来る。たまに日本食を扱うお店では冷凍のクリームコロッケを見かけた事はあるのだが、、ありゃとてもワタシが頭のなかで描いているクリームコロッケとは違うし、、。

そんなに食べたいのならご自分でどうぞ、、、。

その家内の突き放したような一言で”じゃ、やりましょう”と相成った。早速魚屋へ、、暫く探すと何と一匹を買わなくてもクラブミートを解したパックがあった、、でも1パック20ドルもするぜよ、、こりゃ絶対に失敗は許されないぞ。

実は以前にも二度ばかり挑戦している、、その時は貴重な日本産カニ缶を使ったのだが量が足りなくて(かに玉に半分使った)とうもろこしで誤魔化したんだっけ、、でも揚げている時に敢え無く”爆発”してしまい結果は散々だった。それにソースを勝手にタルタルソースにしたらコロッケの中味とかぶってしまい余り美味しくなかった。確か二度目は上手く出来たのだが家内不在の時、、っで結局家内の口には届いていない、、。

イメージ 1これは私のレパートリーの中でも結構手間暇が掛かる、、夕方から準備して夜飯に、と言う訳には行かないのだ。

でももうアタマの中のイメージはこの写真のようになっていてこれを何とか仕上げたい一心でまずは玉ねぎをみじんに、、。同時に”ハードボイルド”エッグを3個準備、同じようにこれもみじん切り。

そしてホワイトソース、、ミルクを400ml準備してバター40gを鍋で溶かし本来は強力薄力粉、、なんだがそんなモノはないので普通の小麦粉、、を大さじ5杯、ダマにならないよう中火で溶かし一気にミルクを流し込む、ゆっくりトロトロになるまでかき回し、そこへクリーム・チーズを大さじ4杯分投入。火を止めた後でバターで炒めてあった玉ねぎを入れ、そこへ固ゆで玉子のみじん切りを合わせいよいよカニ様のご登場だ、、食べやすいサイズにほぐし、全部をゆっくり混ぜる。

そして余熱を取り今度は平たいパレットへ乗せひたすら平らに伸ばしていく、熱が取れたらしっかりラップをかけて冷蔵庫へ、、、レセピには30分くらい冷蔵庫で寝かす、、となっているのだがプロに聞いたら”そりゃダメだよ、、一晩置かないと”、、と言われたのでそのまま冷蔵庫へ、それが昨晩の9時頃のことである、、。

っで今夜はトマト缶を使いソースを作り(これが又、面倒)、キャベツを刻み、つけ合わせを、、何にするか思案中、、、野菜スープにガーリック・ブレッドでも良いかな??というところまで来てはいるのだが今夜は丸めて揚げるだけだがこれを手早くやらないと手の熱で形が崩れる、。さてこの写真のようになるかどうか、、今宵は試練の夜飯であります。


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