”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”クローン”(01年)

原題は”Impostor"(偽者、とか詐欺師、)なんだが邦題は”クローン”、、確かに映画の内容は主演のゲイリー・シニーズが別の惑星から送られて来たロボットかクローンか、、と言うものなのでこの邦題は悪くない。タイトルはさておいて原作がフィリップ・ディックの短編小説とくりゃもう見るっきゃないだろう、、。

イメージ 1何といっても68年に発表された”アンドロイドは電気羊の夢を見るか?”がSFの金字塔とも言える”ブレード・ランナー”(82年)として映画化されているし”トータル・リコール”(90年)はリメイクまでされている。それにトム・クルーズが主演した”マイノリティ・リポート”(02年)だって彼の原作だ。作家活動は52~82年の間だが多くの傑作を世に送り出している。

西暦2079年。地球は異星人との戦争状態にあり、青い空と豊かな大地の大半を失った人類はドーム都市での生活を強いられていた。天才科学者スペンサー(G.シニーズ)はその夜、軍の極秘プロジェクトの議長との会談を控えていた。だが、スペンサーはオフィスへ向かう途中で保安局のハサウェイ少佐に逮捕されてしまう。

しかも理由は、本物のスペンサーはすでに殺されていて、今いるスペンサーは異星人によって造られたクローンであり、体内には爆弾が仕掛けられ標的に近づくと爆発するからだ、というもの。このままでは処刑されてしまうと考えたスペンサーは一瞬のスキをついて脱出、自分が本物のスペンサーであることを証明するため執拗な追跡をかいくぐりながらある場所を目指すのだった。by allcinema

ブレード・ランナー”のような独創的かつ劇的に視覚に訴える映画ではないが火星から地球へやって来たクローン探しから一転、此処では自分が火星から送られて来たクローンじゃないのか、、その真意を探る主人公が丁寧に描かれている。

SFの世界は”果たしてうん十年後はどんな生活?”とその舞台設定に興味が湧くしどんな生活になっているのかな?と自分なりに見極めるのが楽しいものだ、。これも時代設定は2079年、、今から60年以上も未来の事なんだが今とそんなに変わらないシャワーの浴び方や衣装、、それに武器を目の当たりにするとあんまりこの先60年は変化がないのかな、、と思ってしまう。

恐らく医療に関してはもっと進んでいるんじゃないのかな??無論寿命はあるにせよ臓器の生成は可能だろうし、もうガンとか心臓、脳梗塞などは完全に克服されている気もするのだが、、まあおっさんにはもうその頃は関係ないが、、。

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