”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

素晴らしきクリス・ボッティ、、、

昨晩はいそいそと5時過ぎには出発、市内で簡単に食べてこのブリスベン川沿いにあるコンサート・ホールのメイン会場へ、、開演は8時、、、、普段ならもう寝る準備をしている時間なのだがまあ年に一回くらいはこんな楽しみも良いだろう。映画でもそうなのだがどうも見ながら食べたりとか事前にお酒を飲んだりが出来ない性分なので本来はコンサートが終わってから食事にしたいところなのだがそうなるともう夜食になっちまうのでアルコールはなしでちょこっと食べるだけ。

イメージ 11800人は収容出来る会場らしいがこの2階の一番前の席、遠いので顔を認識するまでは行かなかった。しかしまあブリスベンの何処にこんなに沢山のジャズファンがいるんだぁ~??と思わせる程に”満員御礼”、、老若男女、やはり予想したようにシニア連が此処でも強い、テレビや新聞で広告してた気配はないのだが、ネットのなせる技か??8時10分前にはもう空席がなかった、、このステージにピアノ、ベース、ギター、ドラム、キーボード、バイオリンそしてトランペットと”七人のミュージシャン”が登場して前座もなくいきなりのスタート、、、ゲストも何人か入り途中休憩が15分、2時間半の生演奏を最後まで堪能した。

イメージ 208年のボストン・コンサートの時と比べると大分貫禄がついた気もするがこれはやはり体力勝負だろう、、声を出すわけじゃないが相当の肺活量がなけりゃペットは吹けない。

最初の出し物はいきなり”皆殺しの歌”、、映画”リオ・ブラボー”から決闘のシーンで使われた有名なトランペット曲を高らかに情感豊かに”吹き上げる”、、その後はもういきなりクライマックスとも言える”ニュー・シネマ・パラダイス”のテーマ曲、、そして密かに期待してた”エマニュエル”(映画の夫人が付くのとは違う曲)、、、となるともう席から乗り出す始末だ。いや~、、素晴らしい。

更にクリス・ボッティの本領発揮はマイルス・デイビス仕込みの本格的ジャズ演奏、ベースやドラム、ギターやバイオリンも夫々にソロをこなしこりゃもうこんな大きなコンサート・ホールではなくお酒を飲みながら煙草の煙が充満する狭いホールでその臨場感に浸りたいと思わせる選曲と演奏だ。

お爺ちゃんもお婆ちゃん、誰もこっくりする暇はないぞ、、あっ、オレもか??最後は全員総立ちのアルコール、、イヤ、アンコール・コール、、、メンバーが一人ずつ去り最後の最後にクリスが一人で”マイ・ファニー・バレンタイン”を吹くともう会場は割れんばかりの大喝采。隣の席同士で抱き合っているもんな~、、この場面はちょっと蚊帳の外だったが、、、(´;ω;`)。

シドニーブリスベンを周り次はメルボルン公演、、そして東京で昼夜4日もやるそうな、、それから大阪や札幌へも行くとかでこりゃオーストラリアより公演数が多いんじゃないか??それにお目当ての美人バイオリニスト、ルチア・ミカレリ(イタリアン&コリアンの混血)がゲスト出演で同行するそうな、、彼女の”エマニエル”を期待していたのだが、、さて飛行機に乗るか???

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