”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ブラック・ウィドウ”(87年)

今朝は6時起き、、まだ真っ暗だよ。冬の間は6時半になると敷地内あっちこっちにある外灯が消えるようにタイマーを設定しているのだが霧雨に混じってまだ濡れた道路をハッキリと照らし出している、、普通アクション映画ではこんな濡れた道路が画面に広がると一挙にカースタントが繰り広げられるんだが、、管理人としてはもう見ただけでうんざり、、もう今日の仕事はヤメだ。

歩道に”賃貸募集中”の看板をだして近所のガソリンスタンドで補給、家内が早朝から仕事なので新聞とミルクを買うついでにちゃんと満タンにして来た。それを知らんふりをしてさり気なくやりゃ格好良いしあっちからも見直されるのだが、、オレにはまだ修行が足りない、”ガソリン入れてくるぜ”と態々言い残しちまった。まあこれ以上修行を続けても後は無いし、、このキャラは不変だよ。

でも今日は新規で募集する23号のドアの鍵を付け替える業者が来るし、大工さんも来る、まあ夫々30分もありゃ済む用事なので午前中に片付けて午後は映画かな、、おっ、ダメだ、、表通りに”賃貸募集中”の看板を出すともう何時電話が鳴るか判らない、こりゃ当分外出もままならないぞ。現に11時頃になって”看板見たんですが、、”と早速電話が掛かって来た。

今日の映画は昨日に続いてミステリー犯罪もの、。ちょっと古く87年制作の”ブラック・ウィドウ”とか、、この手のタイトルは沢山作られているしさてスカヨかな??でももう28年も前の映画じゃ彼女じゃないし、、っで主演を見るとデブラ・ウィンガーとあるじゃないか、、。

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何と言ってもこの映画、白馬の王子様に連れ去られるデブラ・ウィンガーは若々しくて主題歌もヒットしたしリチャード・ギアも一躍スターになったし邦題だって”愛と青春の旅だち”だなんて希に見る妙案タイトル、、こんな感性のある宣伝マンがいた事を思い出した。

これが82年だったからこの5年後に主演したデブラ・ウィンガー、、そりゃお目にかかりたくなるじゃないですか。

どうも公開時の原題は”Black Widow"だったらしいのだがその後”Bullseye"に変更されているような、流石に”ブラック・ウィドウ”じゃテレビ局でも買ってくれなかったのか??

映画の舞台は主にシアトルとかハワイ、、タイトルから推察出来るようにキャサリンテレサ・ラッセル)は年上の資産家と結婚しちゃ毒殺して大金持にのし上がって来た女性、ひょんな事件から立て続けに資産家が死んでいる事を不審に思ったFBIの捜査官、アレックス(デブラ・ウィンガー)が全米各地をその姿の見えないある時は、キャサリン、、、その他沢山の偽名を使う、、を追って飛び回ると言うミステリーだ。ナンか日本にもそんな事件が実際にあったような、、、、でも映画は日本のホンモノより数十倍美貌なんだが、、。

しかしまあ映画の世界と言えど世の中の資産家諸氏は随分と間が抜けている、何も疑わずに相続人にしちまうってのが全くもって気に入らない、、まあ何もない爺さんがそんな事をほざいても遠吠えですが、。久し振りにお目にかかったデブラ・ウィンガー、、、この映画は”愛と青春”の5年後なんだが妙に疲れたような、やつれたような、、、、これは絶対にメイクとカメラマンの責任だぞ。

最後にドンデン返しっぽい顛末があるのが救いだった、、でもまあテレビ観戦ならこんなもんかな、シアトルのホテルの場面で何と末娘が式を挙げたホテルの玄関がロケに使われていたのにはちょいと驚いたぜ、、今日はヤンキースも辛うじて勝ったし気分よくお酒が飲めるわい。



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