”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ヘラクレス”(14年)

日曜日の夕方、、気がついたらこんな映画を見ていた。日本の刑事さんから一気にギリシャ神話の伝説の英雄物語へ、、タイトルは”ヘラクレス”(原題もHercules)、英語読みだとハーキュリーズと聞こえるのだが日本じゃヘラクレスの呼称が定番だ。

これがクラシックチャンネルなら間違いなくスティーブ・リーブスが58年に演じたヘラクルスなんだが60年が経過して主役はドウェイン・ジョンソンだ。ちょっと検索してみたら過去にアチラでは10回以上もヘラクレスを主人公とした映画が制作されている、、てっきりその昔、スティーブ・リーブスが最初にこの役を演じたのは59年の”蛮族の恐怖”と言う映画だとばかり思っていたのだがこの映画では”鉄腕ゴライアス”を演じていたようだ。

イメージ 1それに一連の主演作はイタリア合作だったのでてっきりアチラの俳優さんだとばかり思っていたられっきとしたアメリカ人俳優だった。今回見た新作”ヘラクレス”で主演を演じたドウェイン・ジョンソンはこのスティーブ・リーブスに憧れ、このマッチョマンを目指したとか、、。

イメージ 2このポスターからも時代の流れを感じるし無論、映画も最新CGが駆使され見る側が受ける迫力は到底比較出来ない。

演じている俳優さんの演技力とか技量は変えようがないのだが、、昔のヘラクレスにはシルバ・コシナ、、、そして今回はつい先日トム・クルーズの”ミッション・インポッシブル”で共演していたレベッカ・ファーガソンが王様の娘と言う大事な役どころで出演していた。

裏切りのサーカス”でナンバーワンを演じていたジョン・ハートがコティス王を演じヘラクレスとその仲間を傭兵として雇う。敵に対抗する為にヘラクレス達は農民を兵士に仕立て、、この辺は”七人の侍”プロットなんだが、、戦術を学ばせ、強敵を倒すために武器を調達し強固な軍隊を作り上げる。

最初は敵の攻撃の前に敵前逃亡寸前、、、全く勝ち目はなかったのだがヘラクレスと一味の手助けで充分対抗出来る勢力を持つようになっていく。其処から一転二転、、果たして本当に敵はドイツだ、、、になっていき最後は壮絶な戦い、ヘラクレスも仲間を失ったりするのだが最後は殺られる訳にはいかん、矢をも跳ね返して大活躍のクライマックスだ。

もうこれっきゃない結末なんだがどうやらこれもシリーズ化される様子だ、、その昔、007のエンド・ロールには次は”Goldfingerでお会いしましょう”、、ナンて予告が出たがそこまでは気が利いてない。制作側の本心は”この映画で収益が良かったら、次作でお目に掛かりましょう”程度っかな??そのくらい思い切って提示すればもっと受けるんじゃないのか?

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