”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ホステージ”(05年)

ブリスベンは”スプリング・リバー・フェスティバル”の最終日とあって市内は大賑わいだ。お目当ては市内を蛇行して流れるブリスベン・リバー三ヶ所に設置された筏から上げられる花火だ。年末の花火に匹敵する程の規模らしいがこれを目指して50万人の群衆が押し寄せたとか、

おっさんはテレビでちょっと見るだけで充分、それで録画してあった”ホステージ”(原題”Hostage”)へ、、主演は今よりチョイと若いブルース・ウィリス、監督はフローラン・シリと言うそうな、、。05年に公開されたらしいが全く知らない映画だった。


イメージ 1ジェフ・タリー(ブルース・ウィリス)はロス・アンジェルスの腕利き捜査官でネゴシエーターをやっていたがある事件で失脚、都会を離れて小さな街の警察署でシェリフをやっている。お決まりの設定、奥さんや一人娘とも別居中、、(円満な家庭生活じゃ映画にならないのか??)

そんな田舎町で”若いバカ者”三人が高級車に乗ったリッチそうな会計士を見かけ自宅へ押し込み強盗を思いつく。首尾よく押し込みには成功、金庫に眠る現金に狂喜するのだが、、そこから運命が一転。すんなり現金を持って逃走すりゃ良いのだがそうなるとジェフ保安官の出て来る場面が無くなってしまう。

その会計士の自宅と言うのが要塞風で外部からの侵入は不可能、こんな作りの自宅に住む会計士は胡散臭いな、、と思わせるところから一挙に”ボルテージ”が上がって”ホステージ”事件へ。

昔取った杵柄でジェフが”三悪人”と交渉を開始するのだがそれが一転二転、、更には謎の覆面集団にジェフが何処かへ連れ去られる、、気が付くとヴァンの後ろに奥さんと娘が監禁、これじゃダブル・ホステージじゃないか??彼等覆面族の要求は会計士の邸内に入りあるDVDを探し持ち出して来いと言う理不尽な要求、、無事にそのDVDを持って来れば奥さんたちは開放してやる、、となって一旦は捜査権をFBIに渡したものの再度現場に戻り、、”オレに指揮させろ”になる。

そして”ハラハラドキドキ”でもって最後まで一気に突っ走るのでありました。こりゃ不自然な設定もあるにはあるのだがメシも忘れる113分でした。”ダイ・ハード”には遠く及ばないもの、、そりゃ犯人達が街のチンピラじゃハンス・グルーバー以下のテロ野郎(強盗集団)とは格が違った。


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