”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ブリッジ・オブ・スパイ”(15年)

原題はそのまま”Bridge Of Spies"なんだが果たして邦題はどうするのか??日本でも既に新春第一弾として1月8日公開が決定しているらしいのだがオーストラリアではひと足早く来週の22日公開だ。多分そのままカタカナ化で”ブリッジ・オブ・スパイ”って事になるんだろうが、、原題の”スパイ”は複数である。勝手に解釈すると”スパイたちを繋ぐ橋”がより的確に内容を表現してるようだ、。

監督はお久し振りのスピルバーグ、そして主演はトム・ハンクス、、更には脚本をコーエン兄弟が書いている、、そして題材が62年、実際に米ソ冷戦時代に起こったスパイ事件を基にしているとあれば見ないわけにはいかないぞ。

イメージ 1おっさん世代としてはかなり衝撃的な出来事として印象に残っているスパイ機、Uー2(ロッキード社が開発した飛行機で敵上空から陸地を撮影する)撃墜に関連して米ソスパイの交換をスリリングに描く映画らしい、、知っているのはそこまで、これはもう映画館へ行くと決めているのでこれ以上の事は判らない、。

先日映画館で見た予告篇からいくと、、トム・ハンクスが主役でこのスパイ交換に立ち会うジェームズ・ドノバンと言う弁護士どので他にはエイミー・ライアンが奥さん、そしてアラン・アルダなども出ているそうだ。

毎年この時期からクリスマスにかけては”賞狙い”の映画が多く公開される。各国の映画祭が年初めに開催されるケースが多いし映画人、皆さんが目指すところのオスカーは年内にアメリカ国内で公開されている事が選考委員会周知の条件なのでどうしても鑑賞した印象がボケないうちに選考へ、、と年末公開に集中する。確かに春先にどんなに良い映画を見ていてももう印象が失せてしまうのはオレだけじゃなさそうだ、。そんな中でのスピルバーグ監督、どうもこれは狙い撃ちの一作らしい。

最初は”セント・ジェームス・プレース”としてマット・カーマンと言う人が台本を書いていたらしいのだがそれをドリーム・ワークスの共同経営者の一人、スピルバーグが気に入り自分が監督をやる事で20世紀フォックスが共同出資を承諾、一気に映画化へのめり込んでいったらしい。撮影は14年の9月にニューヨークで始まり街の一角を60年代風に改築、それから10~11月とヨーロッパで撮影があり最後には西と東ドイツに架かるグリエニック・ブリッジ(これがスパイ交換で有名な橋、タイトルはこの橋から来ている)で終了したそうだ、。

っと言うことは邦題は??”スパイたちを繋ぐ橋”には違いないがこりゃ固有名詞だ?って事はやはり”ブリッジ・オブ・スパイ”かぁ??好きな題材だし米ソの冷戦時代とくりゃ何を置いても見に行かなくては、、同じスパイが主役でも11月12日の”007/スペクター”とは全く違う映画だとは思うのだがこれも楽しみである、、、。

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