”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”ゴッドファーザー Part3”(90年)

ゴッドファーザーPart3”、最初の”ゴッドファーザー”が公開されたのが72年、そして続編が二年後の74年、、更に三作目は90年。そして内容は79年代のアメリカ、っと言うことは実に16年振りに発表された作品だ。最初の二本が映画史上に燦然と輝く”名作”にもかかわらず何でもしやるならもっと早く制作しなかったのか、、やらないなら2でやめておけば良いのに、、と当時思った事を覚えている。

イメージ 1しかし誰が何を言おうがこれは壮大かつ素晴らしく完成度の高い映画であることは間違いない。世論では”3は失敗作さ、コレは作らなかった方が良かった”、、などと言われているのだがそれは余りにも1と2の出来が良すぎた結果、3では前作ほどには満足感を得られなかった、、そんな印象、と言うか論評ではないだろうか??個人的には遜色ない出来だったと信じている。難を言えばマリアを演じたフランシス・フォード・コッポラの実娘、ソフィアが、、、彼女だけはちょっと場違いだったかも。そりゃ監督、実の娘を配役したそのお気持ちは判らぬではないのだが、やはりちょっと違ってたかな。

第一はっきり言って下手くそだよ、、あの重要な役どころ、ちゃんとオーデションでそれなりに千人単位でやって来る女優さんから選出して適材適所で使っていれば、評価は2ポイントくらい高かったのではないだろうか??それを思うと誠に残念な結果だった、その彼女も東京を舞台にした映画、”ロスト・イン・トランスレーション”では見事に監督業をこなし各方面からの評価も高い、でもこの3に関しては、、いやもうこれ以上書くまい。

でも素晴らしい映画にはま違いない、、日曜の午後、3時間を掛けてじっくり、もうこれで何回目だか好きな映画に浸った午後でした、、。

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