”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”オデッセイ”(15年)


やっと見れたこの映画、原題は”The Martian"、、即ち”火星人”である。もうちょっと正確に表現するなら”火星に住み着き帰化した”と言うニュアンスだろうか?実に映画の内容をそのままに表しているタイトルだが邦題となると何時ものカタカナ化で”マーシャン”じゃなくて”オデッセイ”だ。

”オデッセイ”と言われても”うん、ホンダの車種?”と思い浮かぶ程度で真の意味は普通判らないよ、、何となく”旅”っぽいかな?程度ではないだろうか?単語は”Odyssey"と綴りその意味は昔風に言うと”叙事詩”、即ち”長期に及ぶ放浪の旅”の事である。

英語の単語をそのまま邦題にするとこんな場合は”The”も”An"も何も付かない。映画の内容からしても”The Martian"と言う原題を超えても良いようなスグレもの邦題だがそのまま”Odyssey"じゃチョイと無理がある、、せめて”The”か”Mars"を付ければ立派な原題にもなるのだが、、。

実は昨年公開された時期に”ミッション・トウー・マーズ”(00年)と言うブライアン・デ・パルマ監督のSFを見てしまいその内容が余りに似ているのでこのリドリー・スコット監督作は敬遠してしまった。後日、これより数段上出来だと読んだ時はもう映画館に出向くには遅かった。


イメージ 1これが今回マット・デイモンが火星から帰還する”オデッセイ”、監督は最近ちょっと不安定なリドリー・スコット


イメージ 2こっちが先の”ミッション・トウー・マーズ”で主演だったゲイリー・シニーズが火星探索をしている場面、無論全部セット撮影だが、、イヤ、、ヨルダンの砂漠でもロケ撮影されたらしい、、。





イメージ 3こっちはオマケ画象でシュワルツネッガー主演の”トータル・リコール”(90年)で描かれた火星ちゃん、、、。後年リメイクもされたがシャロン・ストーンが共演したこっちの方が断然良かった。


ああ又、中断だ、、。

もう今日は3回も4回も中断され雰囲気はぶち壊し状態だ、、そんな時に見るほうが悪いのだが。でもやっと全編通して見終わって、、オイオイ、これは事実を基に作った映画じゃないのか??と言うのが素直な感想でした。

人類はまだ火星に到達もしてないしこんな大宇宙で救出劇にも遭遇してないが見終わってとれもこれがSFの世界とは思えなかった、、それだけリアルな展開だったのだが、、しかし此処にもいよいよチャイニーズ資本が関与して来ているんじゃなかろうかと思わせられた。


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