”シャッフル”(07年)
ハワイ後遺症が抜けない、、、兎に角、帰ってから3日後に発熱、悪寒がして夜中に掛けフトンを出す始末、その後、熱は下がるも咳がひどくうがいうがいの連続で喉が痛くなる始末。それも不思議と夜半になると、、ゲホゲホ、ゴホゴホと何処からともなく咳攻撃に襲われる。咳が出るから寝れない、寝れないから治らないの悪循環もやっと昨晩あたりはゴホン、、一つで済むようになった。
この間、日中の仕事はせっせと片付けプールからトイレ回り、ヤシの木の枝を切り落としたりと孤軍奮闘の大活躍だ。今週末からイースターの4連休なのでせっせと芝刈りも済ませこれで住人もキレイな自宅前の芝生で寛げるだろう。まあそんな殊勝な住人はいないのだが、、気持ちの問題さ。
そんなでやっと見る気になった映画がこれ、、、原題は”Premonition”(07年)、意味は”良くないことを予知出来る能力”なんだがそれの邦題が”シャッフル”だと、、。シャッフルってのはトランプを切るとか混ぜ合わせる、、とか言う意味じゃないのかい?この場合は恐らく主役のサンドラ・ブロックの記憶が”ゴチャ混ぜ”になるのでそこから拝借した邦題だとは思うのだが、。

そんな出だしなんだがその日から前後して彼女には”Premonition"が備わっているのかそれともそれは調合された薬のせいなのか、、そして本当にご主人は交通事故に遭ったのか、。
プロットは良くて見ている側はさてどっちが真実??と後半まで判らない、多分アレがこうでああなったからこうなんじゃないのかな?とは想像出来るがどんでん返しって奥の手もあるからな~、、、。
サンドラが必死になって幸せな家庭を取り戻そうとまさに孤軍奮闘する。実母が子供たちの世話をするので駆けつけてくれるのだがこれがイマイチ、、何の役にも立ってない、それに先の警官だって”何かあったら何時でもご連絡を”、、と言い残した割にはもう我れ関せず、、頼れる人のいない閉塞感も巧く描かれているのだが、。
日本では一応劇場公開されたようだが残念ながらどうも誰の記憶にも残ってないような、、見た事さえ記憶が”シャッフル”されちまったんだろう。でもまあ咳をしながら横目で見始めた割には結構最後までハマってしまった、、原題に惹きつけられた感がしないでもないが。