”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

”荒野の七人”、或いは”新”を付けるか?

原題はユル・ブリンナースティーブ・マックイーンの”The Magnificent Seven"と同じ、従って邦題はやはり”荒野の七人”、それに”新”を付けるかどうするか?それっきゃないだろうな、、。

実は66年にはユル・ブリンナーはそのままでロバート・フラーやその他を足して続編として”帰って来た七人”版を作ったのだがこれは大コケだった。更にその大コケを増長したのが”Guns Of The Magnificent Seven"で69年に制作、これはクリス役がジョージ・ケネディ。その邦題は”新・荒野の七人”に副題”馬上の決闘”が付いていた。

なんとそれで終わらず今度は72年にクリス役をリー・バン・クリーフに据え代えて”The Magnificent Seven Ride"、邦題が”荒野の七人/真昼の決闘”と来た。要するにアットランダムで何の関連性もなくむやみに4本の”荒野の七人”が制作されているのである。そして何れも66年度版の足元にも及ばなかった、、その66年度版にしても54年に黒澤監督がモノクロで撮った”七人の侍”には遠く及ばないのだが、、。

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こりゃもう”七人の侍”を冒涜しているんじゃないか?と当時、若きおっさんは配給元へ文句を言った事がある。そんな経緯があって邦題に”新”を使っちまっているのでさて今回は困ったぞ、、これで性懲りもなくそのまま”新”を付けて又、失敗したら末代まで黒澤御大の名声を汚す感じがするし、、今回は何とか大ヒットさせて欲しい。

いよいよ予告篇が解禁になり主演のデンゼル・ワシントン以外の配役も判明した。

メイン・テーマとして背景に流れるのは何とアニマルズの大ヒット曲、”朝日のあたる家”じゃないか??確かに監督は最近アクション系に躍進著しいアントン・フクア、、デンゼル・ワシントンを主演に色々撮っているので期待は出来るのだが、。
でもこの予告篇を見る限り、、チョイと困ったちゃん、心配になって来た。

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