”オールド・シネマ・パラダイス”、、時々新作も

長年”映画と愛猫とオーストラリア”だったが札幌へ軟着陸し愛猫も亡くしこの新タイトルで心機一転だ。

スティーブ・マックイーン+ムスタング=”ブリット”

今朝は予報が外れて6時頃から霧のような雨模様、、こんな天候は大嫌いだ。外にいるとぐっしょり濡れるしダブル魔金(リサイクルデイ)に何と月末、プラス最悪のお日柄だともうやる気が一気に失せる。案の定、、朝から四苦八苦しているのだがどうにも集計が合わない、家賃の集計はピッタシなのだが何処か支出の項目が違っている。何回コンピューターを叩いても銀行から提示されている残金画面と800ドルから違う、、項目を一つづつ丁寧に辿っているのだがダメだ、、何かが”見えていない”のだと諦めて明日の朝からやる事にした。

そして収録してあった”Blue Bloods”の最新版へ、、それにスティーブ・マックイーンが主演した映画、”ブリット”(68年)で活躍したムスタングが登場して来た。この車はヴィンテージでマニアには垂涎のクルマだそうな、、(007で登場したアストン・マーティンDB5に近い)そのムスタングが盗まれると言う逸話だった。

イメージ 1父親から”家宝”として譲り受け毎月一度はエンジンをかけて深夜走行し万全な状態に保っていたこのクルマが盗まれた、、、とそんなお話である。ドラマはNYの警察署が舞台なのだが映画で登場したのはサンフランシコの坂道、、でも劇中何度も”この映画を知らないのか?”とか”素晴らしいクルマだった”とかのセリフが満載、ドラマの中ですが現職の刑事さんに”コレは最高な刑事のカーチェイス映画だぜ、、”と言わせている。異論はないのだが、、それ程にドラマの中でもこの映画の素晴らしさを何回も念を押すほどの映画だった。NYの刑事さんなんだから引き合いに出すのはこの3年後に撮られた”フレンチ・コネクション”でも良いと思うのだが、、。

イメージ 2スティーブ・マックイーン、寡黙な刑事役とか西部劇や現代劇でも信念を貫く、、そんな役柄が似合った俳優さんだった。80年、残念ながら僅か50歳で亡くなってしまった。無論この映画でのフランク・ブリットは代表作の一つだが”大脱走”のヒルツ、、”華麗なる賭け”でのトーマス・クラウン、”荒野の七人”、”シンシナティ・キッド”、”砲艦サンパブル”、”ネバダ・スミス”、、、”タワーリング・インフェルノ”、”パピオン”などなど、主演作は何れも忘れる事が出来ない。

話が逸れたがこの”Blue Bloods"の劇中では彼を称えるセリフが満載、最後にはやはりスティーブ・マックイーンをずっと見て実生活、”映画界”にいたと思われるトム・セレックや男子家族一同がこのムスタングの前で整列して写真撮影している、、それだけ貴重なクルマだし伝説化されているスティーブとムスタングのコンビなんだろう、、とドラマの出来はそっちのけで妙に感心しちまった。

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